ゴージャスなS101H、シックな1002HA
まずは2機種の外観から見ていこう。S101Hのほうがわずかに大きい10.2型のパネルを採用しているが、ほとんど差は感じられない。パネルサイズの差はベゼル部分で吸収しているので、本体のタテヨコのサイズは同じだ。
数ミリだけ1002HAのほうが厚いが、サイズ感やつくりはほぼ同じと考えていい。
違うのは天板や細部の仕上げで、S101Hの天板は透明感のある深い塗装で、メタリックな光沢感がある。1002HAは天板にアルミ素材を採用し、マットなヘアライン仕上げとなっている。素材がアルミなぶん、1002HAの重量は140gほど重めだ。
ヒンジや本体の縁取り部分も、シャイニーなS101Hに対し、1002HAはマットな質感だ。また、S101HはS101と同じく、キーボードにラメ塗装とヒンジ部分にスワロフスキーが施されている。
S101Hのほうがゴージャスな見た目だが、1002HAがチープだとと言うわけではない。むしろNetbookの中ではトップクラスの高級感がある。華やかで女性的なS101Hに対し、シックで男性的な1002HAといった印象の違いだ。
ただし、両機ともS101譲りのルックスの良さはあるが、S101のあの薄さを期待すると少々がっかりするかもしれない。