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不況時代、Windows 7 法人向けキャンペーンの意図は?

2009年02月19日 11時05分更新

文● 川添貴生/インサイトイメージ

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“SA”利用の敷居を下げる法人向けキャンペーン

 ベータ版の完成度の高さから期待が高まっている「Windows 7」だが、早くも製品版発売に向けた法人ユーザー向けのキャンペーンが2月20日から展開されることになった。

各エディション
Windows 7の各エディション。企業ユーザー向けとなるのは、ソフトウェアアシュアランスのみで提供される「Enterprise」と「Professional」の2種類となる

 キャンペーンの名称は「法人様向け“Windows 7先行優待キャンペーン”」で、内容は通常製品購入後90日以内に申し込む必要がある「ソフトウェアアシュアランス」の期間を延長するというもの。

 ソフトウェアアシュアランスとは、契約期間中にバージョンアップが行われた場合に、アップグレードライセンスを購入することなく新バージョンを利用できる、マイクロソフトが提供するプログラムである。ユーザーにとっては、バージョンアップ時のコストを事前に見積もれるメリットがある。

 今回のキャンペーンでは3台以上のPCを持つ法人ユーザーに対し、Windows Vista Business、もしくはWindows XP Professionalが搭載されたPCを2008年8月以降に購入したユーザーに対して、ソフトウェアアシュアランスを優待価格で購入できる。また同内容のPCを2008年7月31日以前に購入したユーザーも、Windows 7へのアップグレードで通常必要となるアップグレードライセンスとソフトウェアアシュアランスのセットを通常よりも20%安い価格で購入できる。

 なおアップグレードされるエディションは、ビジネスユーザー向けの最上位エディションで、ソフトウェアアシュアランスの利用者にのみ提供される「Enterprise」となる。なお、このキャンペーンでは、Windows 7の販売開始後にEnterpriseエディションのインストールディスクが無償で提供される特典も用意されている。

 このほか、従来のWindowsで動作しているアプリケーションをWindows 7ベータ版あるいはVistaで動作検証ができる「Windows Vista / 7互換性検証ラボ」が提供されることも発表された。実施期間は2月20日から5月末までで、クライアントPCやサーバを利用した互換性検証が行えるほか、エンジニアが常駐し動作検証結果の分析サポートも提供される。なお、申し込み多数の場合は抽選となるとのことである。

次ページ「企業ユーザーに難しい決断を迫る Windows 7」に続く

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