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動画で見せる、ここまで来たケータイAR

iPhone+セカイカメラで「電脳コイル」体験

2009年02月19日 12時00分更新

文● 西川仁朗/トレンド編集部

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いよいよエアペットが生まれるか?

「rooms」会場の様子。セカイカメラに興味を持つ人が数多く集まった

 セカイカメラはビジネスシーンでの応用も可能だ。エアタグのメリットは、その場所その時間の情報をタグとして出せるだけでなく、ユーザーのプロフィールも提示できる。したがって、デジタルサイネージのように子どもなら子ども用の広告を出すといったカスタマイズもできる。

 また、「エアキャラ」あるいは「エアペット」と呼ばれる、仮想ペットや仮想エージェントを売り出すことも井口氏は考えているようだ。ちょうどNTTドコモが展開するi コンシェルに通じるものがある。

 注目のサービスインは「暖かくなる頃」(井口氏)とのことで、春から夏にかけてスタートすると考えられている。その時点では、下記の4種類のサービスが提供される予定だ

サービス開始時に実装される機能

エアフィルター
大量にあるエアタグ情報を時系列や発言者別に取捨選択できる。例えば、「今日1日のエアタグのみ表示」といったことができるため、情報の整理に役立つ。

エアポケット
ローカルにエアタグを保存することができる。気に入ったエアタグを蓄積し、その場所に行かなくても、いつでも見られるようにする。

エアシャウト
自分のエアタグを特定のエリアに響き渡らせることができる。「お腹すいた」とか「好きだ~!」と街中で大声で叫ぶような感覚か。

エアメール
特定の相手に好きなエアタグを送ることができる。

 詳細はまだまだ未定だが、日本発のウェブサービスとして、世界で広がる大きな可能性を持つセカイカメラ。サービスインを期待して待ちたい。

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