進化したオーサリング機能でDVDを丸ごとウェブに公開
Premiereに付属するオーサリングソフト「Adobe Encore」も「CS4」にバージョンアップしている。「Adobe CS」シリーズのソフト間でデータを連携する歳にレンダリングをせずにやり取りする「Adobe Dynamic Link」機能に対応し、PremiereからDVDやBlue-rayディスクを作成する手間が大幅に減少する。
また、余計なレンダリングが不要になることで画質劣化も抑えられ、最終的な作品のクオリティー向上にもつながるだろう。このほか、Encore CS4は8.54GBの2層式DVDと50GBの2層式Blue-rayディスクの作成もサポートしている。
Encoreは、DVD/Blue-rayディスク向けに作成したメニュー構造を反映させたFlashビデオ(SWF形式)の書き出しも可能だ。これまでビデオ制作者が手を出しづらかったウェブ分野に、DVD/Blue-rayオーサリングと同じ感覚で乗り出せる。Premiereは強力なウェブ向けビデオオーサリングツールとして機能するだろう。