パイオニアがディスプレー事業からの完全撤退を正式に発表した。現在販売している製品を最後とし、来年の3月までに完全撤退する。
パイオニアといえば、「究極の黒」を実現したプラズマテレビ「KURO」が、画質重視のユーザーに好評だった。
KURO以前も、パイオニアのプラズマテレビは黒の表現を重視していた。2005年には「P.U.R.E Black Panel」という、暗コントラストを下げることでコントラスト比4000:1を実現したプラズマテレビをリリースした(関連記事1)。
2006年には50V型でフルHD表示を可能とした「PDP-5000EX」を発表(関連記事2)。そして2007年8月、現在のプラズマテレビブランド「KURO」が誕生する(関連記事3)。
