不景気で就職も難しい。そんな時代だからこそ手に職を付けたい。そんな風に思っている読者は多いのではないだろうか。例えば、就職活動をそろそろ始めようと思っている学生さん、パソコンスキルを身に付けてはどうですか？
仕事に活かせる 特打式Excel検定のサイト。続きはウェブで
かつてはパソコンは挫折産業の一種だった。簡単に言うと、ダイエットや英会話のように、必要性を感じていていつかは習得したいと思いながら、いろいろな理由でスキルとして身に付かないものの筆頭だったわけだ。
いまやメールで情報交換したり、ウェブで何かを調べたり。いまやビジネスの現場でパソコンは必須のものになっている。得意不得意はあっても、パソコンが使えないと嘆く人は少ないだろう。しかし、オフィスソフトのスキル、特にExcelはどうだろうか？
あなたのExcelスキルを無料で診断
ソースネクストは10日、エクセルをどの程度使いこなせているかなどを無料で診断する「仕事に活かせる 特打式 Excel検定」を公開した。クイズ形式で、Excelに関連した25の問題に答えていくだけで、あなたのスキルを5段階評価で判定できるというものだ。「Excelの超基本」「基本操作」「数式・関数」「書式・レイアウト」「応用」の5つの分野から5問ずつ出題され、回答後に結果を判定するチャートが表示される。1回のテストに必要な時間は10分ほど。9月30日まで公開されている。
出題される問題は例えばこんな感じだ（結果は検定のURLで確認してほしい）。
セルの中の値が○だったら背景色を黄色、×だったら赤にしたい場合、どうすればいい？
A.条件付き書式を使う B.IF関数を使う C.色フィルタを使う
Excelが開いている状態で「Ctrl」と「1」を同時に押すとどうなる？
A.セルの書式設定ダイアログが表示される B.検索置換ダイアログが表示される C.Excelが終了する
ソースネクストが、企業の人事担当者（上場企業24社、非上場企業9社）にアンケート調査した結果によると、オフィスソフトの中で一番重視するソフトはExcelで72.7％だったという。2位のWord：21.2％を大きく引き離している。一方、学生にとってExcelは苦手と感じさせるソフトのようだ。すでに就職が決まっている大学4年生500名のインターネット調査では、23.4％がスキルが低いと答えた。
ちなみに学生がパソコンスキルで自信を持っていないのは、メールの書き方・マナーで27％で1位。逆に、人より高いと感じているのはインターネットの検索スキルで54.2％だったという。
