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最新パーツ性能チェック 第74回

Socket AM3対応「Phenom II X4 810 & X3 720BE」の実力チェック

2009年02月10日 22時00分更新

文● Jo_Kubota

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CineBench R10

 コア数が性能にもっとも顕著に現れる3D レンダリングアプリケーションのCINEBENCH R10だが、傾向的にはSandra 2009と同じ。マルチコアが効く、このようなアプリケーションならトリプルコアではなく、クアッドコアを素直に選ぶべきだろう。

CineBench10 multiCPU

CineBench10 Rendaring multiCPU(単位:score) Fast→

TMPGEnc 4.0 Xpress

 エンコード性能はどうだろうか?というわけでTMPGEnc 4.0 Xpressにて、解像度1920×1200ドット/65秒のWMVファイルをMPEG-2(720×480ドット)およびMPEG-4(352×288ドット)、Blu-ray MPEG2(1920×1080ドット)にそれぞれトランスコードを行なってみた。
 以前のPhenom IIのテストでL3キャッシュが比較的効くと述べた(関連記事)が、X4 810/DDR2とX3 720BEを比較すると、クロックが高くL3キャッシュ容量の大きいX3 720BEの方が、MPEG2/MPEG4変換では速いという結果となった。Blu-ray MPEG2への変換ではコア数が効くようで、X4 810がX3 720BEを上回ったが、変換する動画の種類によってはX3 720BEの方が高速になる、ということは覚えておく必要があるだろう。
 さらにX4 810/DDR3はDDR2と比較して、かなりタイムが縮み、X4 940BEに迫るタイムを叩き出している。メモリクロックは揃えているため、恐らくHyper Transportクロック差が、この結果をもたらしたと考えられる。

TMPGEnc Xpress 4.0 エンコード時間

TMPGEnc Xpress 4.0 エンコード時間(単位:秒) ←Fast

3DMark Vantege

 3DMark Vantegeの結果も見てみよう。「Performance」と「High」での結果だが、注目したいのはHighにて、X4 810/DDR3がX4 940BEを上回ったことだ。またX3 720BEが、X4 810/DDR2と肩を並べている。CPUテストの結果だけを抜き出すと、DDR3/DDR2のスコア差はそれほどないため、要因はHyper Transportにあるようだ。

3DMark Vantage

3DMark Vantage (単位:score) better→

3DMark Vantage CPU Test 1

3DMark Vantage CPU Test 1 (単位:score) better→

3DMark Vantage CPU Test 2

3DMark Vantage CPU Test 2 (単位:score) better→

(次ページへ続く)

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