CRYSIS WARHEADで使ってみた
実際に今回は「CRYSIS WARHEAD」を使い、G13をカスタマイズしてみた。ゲーム側でのキー設定は一切変更せずに、G13のプロファイルで遊びやすいようカスタマイズしている。
まず移動の[W][S][A][D]は、アナログスティックに割り当ててる。前述のように、アナログスティックの位置が遠いので、操作の要である移動をスティックに割り当てると、ホームポジションは当然右に寄る。そこでホームポジションは、人差し指を[G13]に置くスタイルでカスタマイズした。
実際にプレイしてみたが、最初はやはりアナログスティックが少々操作しづらく感じた。しかし、慣れればなんとかなった。
キーの打鍵感は総じて良好。[G1]~[G7]はキーの設置角度が変わっているのでやや押しにくいが、これはわざと押しにくくしていると割り切り、「使用頻度はそこそこ高いが、ミスタッチしたくない」操作を個々に割り当てるのがよいと感じた。
激しくプレイしても、操作中にG13が不用意に動くことなく、底面のラバーフィートのグリップ感も素晴らしい。
こうしてG13を体験してみての結論だが、筆者にとっての片手用ゲームコントローラーのナンバー1である、マイクロソフトの「SideWinder Strategic Commander」の評価を上回るには至らなかった。しかしG13は、ナンバー2の評価が与えられる完成度にはなっているとは思う。Strategic Commanderはもう販売されていないのだから、現行製品ではナンバー1だ。
そして、本文に述べたような課題点を改善していけば、さらによくなるのではないかと思う。
