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iPhoneを携帯サーバー化! ServersManを試す

2009年02月06日 12時00分更新

文● 広田稔/トレンド編集部

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送った画像をプレビューできる

 Word、Excel、PowerPoint、PDFといったファイルなら、iPhoneのServersMan上でプレビューできるので、例えば自宅から会社に向かう途中の電車で中身を確認するということも可能だ。

ServersMan

iPhoneでServersManを起動し、トップページの「MyStrage」項目をタップ

ServersMan

先ほどアップロードしたExcelファイルが見つかった

プレビュー

ファイルをタップすると中身をプレビューできる

ServersMan

ServersMan上で動画の再生も可能。これはMPEG-4ファイルを開いたところ

ファイル操作

各ファイルは内容の表示だけでなく、転送したり、iPhone上で削除することが可能だ

 現状ではiPhoneのディスク容量がそもそも最大16GBと少ないため、大量/大容量のファイルをやり取りする用途には向かない。また、無線なので有線に比べてどうしても転送速度が遅い。試しに210MBの動画ファイルを同じ無線LAN内にあるパソコンからウェブブラウザー経由でiPhoneに送ってみたところ、転送に30分近くかかった。

 ファイルを送受信する前にServersManを起動しなければいけないというのも、ちょっと面倒かもしれない(ただ、これはソフトをバックグラウンドで動作させられないというiPhoneの仕様のようだ)。

 そうした諸注意はあるものの、自分がどのネットワークにいるかを気にせずに、無線でiPhoneとファイルをやり取りできるというのはとても気楽でいい。ちょっとしたデータを受け渡すUSBメモリーとして活躍してくれるはずだ。

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