ハイビジョン映像を非圧縮で無線伝送
Zシリーズのチューナーユニットは外付けだが、オプションの「フルハイビジョンワイヤレスユニット」(予想実売価格6万円前後)を組み合わせることで、ディスプレーとユニット間をケーブルレスで接続できる。
ちなみにワイヤレスユニットは「WirelessHD」という無線伝送規格に基づき、1080pの映像を非圧縮で伝送する。このため圧縮ノイズなどがないクリアな映像を楽しめるという。
VシリーズとGシリーズの液晶テレビは、倍速駆動と連動したバックライト制御(黒挿入)により残像感を大幅に低減させたという。
不況の中でも120%の成長を目指す
今回投入されたのは大画面のハイエンド機種だが、この不況の中で勝算はあるのだろうか? デジタルAVCマーケティング本部の西口史郎氏は「(デジタルAV機器は)2011年を控えて成長が見込める恵まれた市場だ」と胸を張る。そして「今年は前年比120%の成長を遂げたい」と目標を掲げた。