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ここがスゴいぞっ! iLife ’09 第1回

アナタの「顔」で写真を分類 iPhoto ’09の「人々」機能

2009年01月30日 20時00分更新

文● 広田稔/トレンド編集部

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スマートアルバムでも使える

 「人々」で設定した人の名前は、「スマートアルバム」でも使える。スマートアルバムとは、撮影日時やカメラの機種/設定などで、ライブラリー内の写真を自動抽出してくれる機能のこと。こちらも一度設定するだけで、あとから取り込んだ写真をどんどん追加していってくれる「手間いらず」なところが便利だ。

例えば、「息子と娘が両方写っている写真を抽出したい!」という場合は、人々で分類した娘と息子の名前を入力すればいいワケだ


ペットはダメでも銅像はOK

 「人々」機能は、人間の顔を判別するために用意されたもの。なので、犬や猫などの動物の顔は認識してくれない。

残念ながら、ネコの顔は認識してくれなかった。「ペットは家族なんですっ!」という気持ちも分かりますが

 一方で人の顔が付いた、銅像や地蔵などは自動で判別してくれる。この分だと心霊写真までも見つけてくれたりして……。

銅像はこの通り、自動で認識してくれた。寺社仏閣巡りが趣味という人にもおススメ(!?)

 さて、ひと通り試したあとに、筆者のマシンでも試してみようとiPhoto '09をインストールし、「人々」画面を開いたところ画像のスキャンを促された。そこで検出を始めたところ……、4、5時間経った今でもスキャンが終わっていない(涙)。ライブラリーに2万枚を超える写真があるせいか、少々時間がかかるようだ。ライブラリーの画像が多い人は、夜寝ている間などに実行しておくといいだろう。

スキャン中の画面。「一時停止」ボタンを押せば、顔検出の作業を一時的に中断できるので、途中でマシンを再起動することも可能だ


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