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アスキー総合研究所所長 遠藤諭が語る

プレミアムモバイルを買う意味

2009年02月09日 10時00分更新

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相手がレッツノート持ってきたら
「あ、こいつは仕事できる」みたいな感じがします


――レッツノートWはアスキー総研のモバイルノート満足度調査でトップでした。

遠藤 今人気のミニノートって、まだ1年の歴史しかないわけなんですよね。だからメーカーの絶対的な経験量が違うわけですよ。

「角の部分のガードや頑丈なヒンジを見るだけで、メーカーの経験値の違いがわかる」と遠藤

 例えばパッと見て、このボンネット構造っていうのもあるんだけど、マシンていうのは落ちるとき角から落ちるんですよね。で、この角の部分にもガードが付いてるしこっちもガードが付いてる。あと、ゴム足とかもあんまりみんな気にしてないでしょ。ところがモバイルって、こうポーンと置くんですよ。だからゴム足とかも実はすごく重要で、そういうことも含めて実際に設計されている。1年くらいで出てきたマシンとは比べものにならないんです。

 レッツノートがモバイルPCで第一選択肢になるのはメーカーの持っている長年の経験。その経験が今や価値と信頼になっているのですね。

 それから、モバイルっていうのは出先で動かなければモバイルじゃない。電源が切れたときには荷物にしかならないですよね。レッツノートがバッテリーで圧倒的なパワーを持っているっていうのはものすごく重要。3つ会議があるのに2つ目で電池がなくなっちゃいましたなんてのは、ビジネスの現場でのガス欠リタイヤですよ。パソコンをホントに自分の味方に付けて、自分の能力を増幅する機械として使ってた場合に、電池が切れたら終わりです。

パナソニック独自のシェルドライブ。トレー式ドライブの25%以下の軽さ

 モバイルで武装するなんて言いますが、実はそれによって自分もこう精神的に向上するみたいなのもありますよね。だから、相手がレッツノート持ってきたら「あ、こいつは仕事できるヤツだ」みたいな、そういう感じがするのですよ。

 モバイルって、何に比べても自分への投資なんですよ。それだけのものが返ってくる。まあ、使い倒してほしいマシンですね。よく見かけるんだけど、使い込んだレッツノートって、あれはある種の勲章ですよね。なんかこう、リモワのベコベコになったトランクみたいな感じで。

 低価格のマシンも出てきてる中、モバイルは注目されていますが、そういう中で、本物のモバイルに気づいてほしいですね。



Let'snote W8 プレミアムエディション


Let'snote W8 プレミアムエディション
CPU Core 2 Duo SU9400(1.40GHz)
メモリー 2GB(最大4GB)
HDD 320GB
ディスプレー 12.1型液晶(1024×768ドット)
光学ドライブ DVDスーパーマルチ
無線LAN IEEE802.11a/b/g/n(ドラフト2.0)
インターフェース USB×3、モデム、LAN、
Bluetooth(Ver2.0+EDR/Class1)など
OS Windows Vista Business SP1
(Windows XPダウングレード権含む)
バッテリー駆動時間 約10.5時間
サイズ 幅272 mm×奥行214.3 mm
×高さ24.9 mm/45.3 mm(前部/後部)
重量 約1.255Kg
直販価格 30万500円~

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