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LaVie Light vs Eee PC 1000H-X、王道対決7番勝負!

2009年01月28日 14時47分更新

文● 古田雄介

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一番勝負: サイズ&重量&デザイン

 まずは、持ち歩く際の快適さに直接影響するサイズと重量を比較したい。ほぼ同じサイズの液晶パネルを採用しながらも、下記の表のように、全体的にEee PC 1000H-Xのほうが大ぶりなつくりであると分かる。

LaVie Light vs Eee PC 1000H-X サイズ・重量比較
製品名(型番) LaVie Light(BL100/SA6) Eee PC 1000H-X
サイズ 幅250×奥行き176.6×高さ36.5(最薄部31.3)mm 幅266×奥行き191.2×高さ38(最薄部28.5)mm
重量 約1.16kg 約1.45kg

 液晶フレームの細さをみると、幅の差が1.6cmもあるのも納得できる。また、LaVie Light BL100/SA6は徹底した軽量化を施しており、約0.3kgもの差を付けていた。これはケータイとコンパクトデジカメを足した程度の重量差になる。

左はLaVie Light、右はEee PC 1000H-Xの液晶フレーム。それぞれの厚みは実測値で13mmと22mmとなる。両側を合わせた差は18mmとなり、ここに本体サイズの横幅差がほぼ反映されている

 次はデザイン。常に持ち歩くアイテムは不特定多数の人の目に触れることになる。それだけにルックスは重要になるが、そこには各人の好みが関係するので勝敗の要素には加えない。重視するのは、持ち運びやすさだ。ノートPCを持ち歩く場合カバンに入れることが多いが、外部に凹凸が多いモデルは引っかかりやすく、スムーズな出し入れを阻害する可能性が増える。

 そうした観点から両モデルを見ると、LaVie Lightのフラットな外観の優秀さが際だつ。側面を明確に切り出したデザインにより、厚手の板のように無駄な主張のないデザインとなっているのだ。対するEee PC 1000H-Xは底部に凹凸が多すぎるのが気になる。

左がLaVie Lightの底面で、右がEee PC 1000H-Xの底面

 以上の点から考え、一番勝負はLaVie Lightに文句なしで軍配を上げる。

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