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最新パーツ性能チェック ― 第73回

PhysXはゲームをどこまで面白くするのか?

Mirror's Edgeで見るGeForce PhysXの威力

2009年01月27日 20時00分更新

文● Jo_Kubota

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PhysX効果をCPUに処理させると?

 CPU処理でもPhysX効果を得ることはできるが、プレイという観点で見ると、オススメできない。というのも、PhysX効果が多様されるシーンになると、キャラクタ操作がママならないほど速度が落ちてしまうためだ。どのくらいコマ落ちが発生するのか、GlassシーンをCPU処理した場合の映像を撮ったので比べてみてほしい。

PhysXをCPUが処理した場合

PhysXをGPUが処理した場合

PhysX SLIとテスト環境

 では、Mirror's Edgeを快適にプレイにするには、どのくらいのビデオカードを使えばよいのだろうか。というわけでテストを行ってみよう。

テスト環境
CPU Core 2 Quad Q9550(2.83GHz)
マザーボード GIGABYTE「GA-EP45-UD3P」(P45)
メモリー DDR2-800 2GBx2
ビデオカード ELSA「GLADIAC GTX 260 V2 896MB」(GeForce GTX 260/メモリ 896MB)
ELSA「GLADIAC 998 GT V2 512MB」(GeForce 9800GT/メモリ 512MB)
ASUSTeK「EN8800GTX/HTDP/768M」(GeForce 8800GTX/メモリ 768MB)
MSI「N285GTX-T2D1G-OC」(GeForce GTX 285/メモリ 1GB)
ATI「HD4870-512ED5」(Radeon HD 4870/メモリ 512MB)
HDD HGST「HDP725050GLA360」(500GB SerialATA)
OS Windows Vista Ultimate SP1 (32bit)
グラフィックドライバ NVIDIA ForceWare 181.22

 PC構成は価格が下がり購入しやすくなった「Core 2 Quad Q9550/2.83GHz」を軸とした、今どきな仕様となっている。チップセットはIntel P45 Exressを採用しているため、NVIDIA SLIには対応していないが、NVIDIAの説明によるとセカンド ビデオカードのGPUをPhysX用として使う「PhysX SLI」は、SLI非対応のマザーでも動作するとのこと。というわけで、今回はその検証も兼ねている。なお、PhysX SLIは2枚のGeForceを差すだけで、SLIブリッジコネクタを接続する必要はない。
 SLIブリッジが必要ないのなら、ATI Radeon HD 4870+GeForceで、PhysXだけGeForceで処理できる?という期待を抱いたが、残念ながらこれは有効にすることはできない。念のため複数の組み合わせを試してみたが、ATI Radeon HD 4870がマスターである限り、GPU PhysXを有効にすることはできなかった。
 なお、以降GeForce、ATI Radeonの名称は省略し、GPU名で表記させて頂く。

GIGABYTE「GA-EP45-UD3P」 PCI Express x16スロットを2つ搭載した、マルチVGA対応のGIGABYTE製マザーボード「GA-EP45-UD3P」。「PhysX SLI」はSLI非対応のマザーでも動作するということなので、あえてSLIに対応していないマザーを使用した
ELSA「GLADIAC GTX 260 V2 896MB」 ELSA「GLADIAC 998 GT V2 512MB」
GeForce GTX 260を搭載したELSA製ビデオカード「GLADIAC GTX 260 V2 896MB」。「PhysX SLI」では描画用に使用したGeForce 9800 GTを搭載したELSA製ビデオカード「GLADIAC 998 GT V2 512MB」。「PhysX SLI」ではPhysX用として使用した

(次ページへ続く)

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