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インテル Core 2 Duo搭載でマシンパワーも◎

DESKPOWER F/C70Nで地デジ環境導入だ! (4/4)

2009年01月27日 16時00分更新

文● 細谷滝音

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Core 2 Duo+DDR3の強力タッグだが……

 FMV-DESKPOWER F/C70Nは、インテル Core 2 Duo P8400(2.26GHz)を搭載し、チップセットはモバイル インテル GM45 Expressを採用する。そしてメモリーは高速なDDR3 SDRAMを搭載し、デュアルチャネル構成で2GBまたは4GBを積むことができる。

 CPUがインテル Core 2 Duoなので、民生機よりもはるかに処理性能は高い。民生機で感じるようなメニュー切り替えや処理の遅さとは無縁で、リモコンやマウスで軽快に番組録画やテレビ視聴ができる。

動画編集ソフト「DVD MovieWriter for Fujitsu」が付属している。デジタルビデオカメラからの取り込みもできる

動画編集ソフト「DVD MovieWriter for Fujitsu」が付属している。デジタルビデオカメラからの取り込みもできる

 動画の編集などをするなら、メモリーは4GBあったほうが便利だろう。CPUパワーがあるので、録画した番組の録画や再生でもたつくことは一切なかった。

 グラフィックスはチップセット内蔵の「モバイル インテル GMA 4500MHD」だが、テレビ番組の録画・再生で足かせになることはない。数年後まで使うことを考慮しても、これらのスペックは十分なものと言える。

 ただし、このようにスペックに余裕があるとはいえ、いくつか注意しなくてはならないこともある。FMV-DESKPOWER F/C70NはWindowsマシンであり録画専用機ではない。Windowsとして当然のことが、番組録画などの機能の妨げとなる点がある。

 1つはウィルススキャンだ。セキュリティに敏感な人ならば、アンチウイルスソフトの定期スキャンを設定していると思うが、このスキャンと番組録画が重なった場合、録画が途中で止まってしまうことがある。そのため、スキャンはスケジュールスキャンではなく、手動スキャンにしなくてはならない。

 Microsoftアップデートも録画予約の妨げになるので、自動インストールがされないような設定にしたほうがいいだろう。

 また、スリープや休止状態からの復帰の際にパスワードを設定している場合にも予約録画ができない。このように予約録画中はかなり作業が制限されてしまう。仕様上仕方のない部分であるが、予約録画をする際には事前にチェックしておく必要がある。


これからの季節、一人暮らしを始める人には最適

本体上部にはウェブカメラを内蔵

本体上部にはウェブカメラを内蔵。一人暮らしのビデオチャットは楽しいぞ!

 WEB MARTでの価格が16万9800円。20型の液晶テレビが6万円前後、DVDレコーダーが5万円前後、パソコンが5万円前後と考えると、それらをそろえるのとだいたい同じぐらいの値段になる。

 ただし、FMV-DESKPOWER F/C70NをWEB MARTで購入する場合は、クーポンなどの利用で割安になる。つまりコストパフォーマンスもいい。

 これからの季節、学生や新社会人などが新たに一人暮らしの準備を始めることだろうが、もしテレビやパソコンを新たに買うつもりなら、ぜひこの製品を検討してみてほしい。

 スペース的にも節約できるし、白を基調としたデザインは、どんな部屋にも無難に合うはず。マシンのデザインとソフトの操作性が連携した使い勝手は、一度使ったら手放せなくなるだろう。



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