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T教授の「戦略的衝動買い」 第36回

見た目も中身も最強な「ゼロハリ」USBメモリーの作り方

2009年01月12日 14時00分更新

文● T教授

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ゼロハリの外装はそのままに、中身だけを最新に!



 そんなある日、ウェブ上で販売されていた64GBの台湾製USBメモリーを7000円で購入した。物理的なサイズを観察したところ、どうも自宅の引き出しに死蔵している筆者のゼロハリUSBメモリーにピッタリ合いそうだ。早速、ゼロハリの512MBのUSB基盤をペンチで抜き取り、代わりに64GBを入れてみた。あつらえたようにピッタリで、蓋の固定もまったく問題なかった。

筆者の購入した64GBUSBメモリー。意外とデザインは悪くは無い

筆者の購入した64GB USBメモリー。意外とデザインは悪くない

 こうして筆者のゼロハリバートンUSBメモリーは何年かぶりでその豪華な外観に似合う大容量64GBに成長した。悪ノリついでにもう1個作ろうと考えたが、肝心のゼロハリUSBを未だに販売しているウェブショップが見あたらない。

改造して既に64GBになった筆者愛用のゼロハリバートン64GB USBメモリー! 筆者は短型のUSBメモリーを使ったので読み書きLEDの位置がずれてしまった

改造して既に64GBになった筆者愛用のゼロハリバートン64GB USBメモリー! 実際に使って見ると64GBは圧巻で、筆者のThinkPadの64GB SSDの全面バックアップが取れてしまう

改造済みゼロハリUSB(左)と改造待ちで買ったばかりのゼロハリUSB

改造済みゼロハリUSB(左)と改造待ちで買ったばかりのゼロハリUSB

 ところが、久しぶりに立ち寄った秋葉原のモバイル専門ショップに、デッドストックで破格のゼロハリUSBメモリー(512MB)を数個発見した。早速1個購入し、現在改造待ちだ。急激に変化するコモディティと歴史あるブランドとのコラボ商品はその「バリュー」の維持が難しいようだ。読者諸兄も、ブランド・バリュー再認識を実現出来る、自己責任型「初改造」にいかがだろうか?



今回の衝動買い

アイテム:ゼロハリバートンUSBフラッシュメモリー
特価:3980円(2005年11月 販売開始時:15000円前後)( 秋葉原「モバイル専科」

T教授

T教授

 日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。

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