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「にちぎん☆NIGHT」開催!

これが日本銀行の旧地下金庫だ!

2009年01月13日 22時34分更新

文● 伊藤 真広

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日本銀行本店見学

 22日に開催された「日本銀行への招待」は、白川総裁による講演のみだが、24日から26日の3日間に行われた講演では、日本銀行スタッフの講演と明治29年に建築された国の重要文化財に指定されている日本銀行本店本館の旧地下金庫見学がセットになっていた。
 旧地下金庫見学は、少人数を対象としていたため取材できなかったが、別の日程で日本銀行の実施する「本店見学」(旧地下金庫見学も含まれている)に同行取材をさせてもらったので、そちらの模様をご覧いただこう。
 なお「本店見学」は、平日の日中に行なわれており、中学生以上で予約すれば誰でも見学することができる。詳しい申し込み方法は日本銀行のウェブサイト(http://www.boj.or.jp/type/etc/service/annai03.htm)に掲載されている。なお、予約は見学希望日の3ヶ月前から1週間前までに電話で行なうが、人数制限があるため、直前になると希望日の予約は取れないことがあるので、早めに予約をしておこう。

※:本店見学では、写真および動画撮影はできません。本記事で使っている写真および動画は、特別に撮影許可をいただいて撮影しました。

「本店見学」は、日本銀行の西門から入るのだが、この門のアーチ部分には、千両箱の上に立つ獅子が日銀マークを両脇から支えるかっこいいシンボルが掲げられている

日本銀行本店見学

西門を抜けると目の前に現れる、国の重要文化財に指定されている日本銀行本店本館。この建物は、明治23年(1890年)9月に着工され、明治29年(1896年)2月に完成した歴史のある建物なのだ

日本銀行本店見学

西門を抜けた広場にある、馬の水飲み場の名残。明治時代に日本銀行を訪れる人の中には馬車に乗ってくる人も多かったため、こうした馬用の水のみ場も用意されていた

日本銀行本店見学

本館本店の見学者の集合場所“八角形の間”。ここで見学者たちに入館証が渡されて見学がスタート

日本銀行の役割についてのビデオ(約20分)を視聴するための部屋。この部屋には持ち上げることのできる1億円パック(模擬)などもあるので、VTRを観た後にチェックを忘れずに!

日本銀行本店見学

映像の視聴が終わったら、本館の見学がスタート。まずは日本銀行の歴史的史料の数々を展示している史料ゾーンの見学から。史料が展示されている上層階には本館が建設された当時の形を再現したエレベーターに乗って移動する

展示スペースには、日本銀行で使われていたダイヤルがイロハ式の金庫や、金や銀などの秤が展示されている。ちなみに明治に使われていた秤は、0.1g単位で計量できるとのことだ

日本銀行本店見学

こちらは、明治時代の日銀総裁の執務室を再現したもの

(いよいよ地下金庫へ! 次ページへ続く)

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