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仕事で使えるスマートフォン(前編)

2009年01月09日 09時00分更新

文● 遠藤哲・山根康宏

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コンパクトな多機能マシン Touch Diamond

 Touch Diamondは、先行したイー・モバイルに加えて、ソフトバンクやNTTドコモからも発売される人気の高いスマートフォンだ。コンパクトなボディに多機能を詰め込んだオールラウンドな製品といえる。高精度の手書き入力をはじめとして、多彩な日本語入力モードを持つ

Touch Diamond

Touch Diamond
2008年10月に発売されたTouch Diamond「S21HT」

 2008 年後半に「iPhone 3G」(以下、iPhone)に次いで話題を集めたスマートフォンといえばHTC 社の「Touch Diamond」だろう。

 国内ではイー・モバイルから「S21HT」として2008 年10月10日から発売し、10月30日には初回予定数を完売して次回入荷待ちとなるほど好評を博している。HTC 社のTouch Diamondはイー・モバイルだけでなく、ソフトバンクから「X04HT」、NTTドコモから「HT-02A」として発売される。

 Touch Diamondの特徴は、何といっても手のひらにすっぽりと収まってしまう超コンパクトボディにある。幅52×高さ102×厚さ11.9mmのボディに2.8インチタッチスクリーンを搭載し、電池パック、スタイラスペンを含めてもわずか110gと軽量である。S21HTは背面のデザインがスッキリしているぶんさらに軽量で、約98gとなっている。

 小さいボディにさまざまな機能を備えたTouch Diamondは、タッチスクリーンを用いてほとんどの操作を行なう。タッチスクリーンは、640×480ドット(VGA)の解像度を持ち、小型ボディということもあって、画像は鮮明である。

 そのほか320 万画素のデジタルカメラやGPSを内蔵し、音楽や動画の再生、FMラジオが聞けるなどエンターテインメント機能が充実している。

 OSにMicrosoft Windows Mobile6.1 Professionalを搭載し、WordやExcelファイル閲覧のほか、編集することもできる。そのほか、PowerPointやPDFファイルの閲覧も可能だ。PC側にActiveSync(Windows XP)またはMobileデバイスセンター(同Vista)をインストールしてあれば、メールやスケジュール、アドレス帳、そして作成したファイルを同期させ、Touch Diamondに入れて持ち歩ける。

日本語の入力

 Touch Diamondに用意されている日本語入力方法は、QWERTYキーボード、ひらがな入力、10キー入力、そして手書き入力の4 種類である。

 QWERTYキーボードは画面が小さいため、さすがに指でタップして文字を入力するのは無理がある。本体に備えられているスタイラスペンを使っての入力になる。  同様にひらがな入力も五十音表が表示されるが、キーが小さいためスタイラスペンを使う。

QWERTY配列のキーボード QWERTY配列のキーボード。さすがに指ではタップできない大きさだ

 10キーによる入力は表示されるボタンも大きく、4 種類の日本語入力方法の中では唯一、指でスクリーンをタップして入力できる(実用的にという意味で)方法である。文字の入力は一般の携帯電話と同じように目的の文字が出るまでキーを数回タップする。そして第4の文字入力方法が手書きである。この方法も画面が小さいため指での入力は難しい。スタイラスペンを使った入力が前提となる。

手書き入力画面 手書き入力画面。3つの入力枠を用いて、効率のよい入力が可能

Touch Diamondの日本語入力方法をそれぞれ使ってみたが、もっとも効率よく文字入力できたのは手書きだった。文字認識は軽快かつ、思いのほか正確だ。手書き入力は画面下部に用意された3つの枠のどの枠から書き始めてもよい。認識した文字の候補が枠の上に左から右の順に並ぶ。左端の文字が最有力候補だ。続けて空いているほかの枠で文字を書き始めると自動的に最有力候補の文字が選択される。認識した文字の候補をいちいち選択しなくてよいので、ノートに文字を書く感覚で次々と文字を書き込むことができる。

(次ページへ続く)

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