今年は本当に「ラッキー」!? 2年ぶりにiPodが復活
昨年のLucky Bagは、事前のアナウンスで「Apple Storeスタッフが選ぶ人気アイテム」というふれ込みだった。しかし、蓋を空けてみると、それまで常連だったiPodが入ってなかったことに加え、Mac OS X「Leopard」やiLife、iWorkなどのソフトウェアが多く含まれていた。
これらのソフトはWindowsユーザーや、すでにLeopardを購入したユーザーには不要だったこともあり、ネットを中心にかなり不評だったのだ。またLucky Bagの販売条件に「最低でも通常販売価格7万5000円以上」と書いてあったため、価格の帳尻を合わせるためにOSやソフトを入れたのではないかと勘ぐる声もあった。筆者もそのチョイスにはかなり疑問を抱いたため、非常に辛口なレポート記事を書いた(関連記事)。
そうしたユーザーの声を踏まえてか、今年は販売条件から具体的な価格が消えていた。事前のふれ込みも「2009年はよりApple Storeらしさにこだわった、Apple製品も入った、音楽好きにはたまらないLucky Bag」とされており、iPodが入っていることを匂わせていたのだ。
では実際、Lucky Bagの中身はどうだったのか? 以下、写真で紹介していこう。なお、写真の価格はオンラインのアプルストアを参考にしている。
【1】iPod nano 16GB (PRODUCT) RED(2万3800円)
【2】Apple USB 電源アダプタ(3400円)
【3】Nike + iPod Sport Kit(3400円)
【4】iPod nano アームバンド(3400円)
【5】クリスタルジャケットセット for iPod nano 4th(1980円)
【6】JBL on station IIIP(2万4800円)
【7】Marantz In-ear Headphones HP101(8800円)
【8】Apple Store特製Tシャツ(非売品)
以上、今年は合計で6万9580円相当(非売品のノベルティグッズを除く)の商品が入っていた。購入金額の約2倍ということで、かなりお買い得感は高い。
筆者が購入したセットのほかにも、iPod touch 8GB(2万7800円)が入っているセットがあった。この場合、ケースやDockスピーカー、ヘッドフォンの種類が違うが、総額ではほぼ同等程度に収まったようだ。
なお、銀座を含む各店舗では1つ以上、恒例となったMac本体の引換券が入っている「大当たり」の福袋「Super Lucky Bag」が用意されていたようだ(関連記事)。