「2008年は最後の最後までiPhoneだったなぁ」と「TV&バッテリー」でiPhoneを充電しながら振り返る筆者だったが、2009年開始早々、またiPhoneがらみのニュースが飛び込んだ!!
ソフトバンクBBがTV&バッテリー用のワンセグ視聴ソフト「テレビ」をApp Storeにて公開したのだ(iTunes Storeで見る)。早速、入手してiPhoneにインストールしてみた。
使用感をチェック!
「TV&バッテリー」のいいところは、ワンセグを無線LAN(IEEE 802.11b)でiPhoneに配信してくれるという点。iPhoneとTV&バッテリーをケーブルでつなぐ必要はない。
ワンセグの電波は場所によっては届かず、特に部屋の中で見られないということがよくある。しかし、iPhoneなら「TV&バッテリー」を電波の入りがいい窓際に置き、自分はiPhoneを持ってソファーでもベッドでも好きな場所に移動してテレビを楽しめるわけだ。
実際に試してみると、ケーブルフリーでワンセグを見られるのはやっぱり快適だ。隣の部屋にワンセグチューナーを置き、壁一枚を隔ててもきちんと視聴できた。出先ではカバンに「TV&ワンセグ」を放り込んで、iPhoneで番組を見るという使い方もできるだろう。
現状ではワンセグ放送(320×240ドット、または320×180ドット)をiPhoneの画面サイズ(横方向で480×320ドット)に引き延ばして見るため、画面の荒さが目立ってしまう。また、録画に対応していない点をマイナスと感じる人もいるかもしれない。
ワンセグ視聴中のiPhoneに電話をかけてみたところ、番組が止まって電話を受ける画面に切り替わった。通話が終わって電話を切ると、視聴していたチャンネルには戻らず、番組一覧の画面が表示された。SMSも同様で、メッセージを受信すると番組が止まって、番組一覧の画面に切り替わり、ポップアップでSMSの内容が表示される。
ちなみにiPhoneのワンセグを見るために必要な「TV&バッテリー」だが、1月1日現在は7店舗(仙台クリスロード、渋谷、六本木、表参道、八重洲中央口、名古屋、横浜ザ・ダイヤモンド)のソフトバンクショップでしか発売されていない。全国展開は1月上旬を予定しているとのこと。