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煩悩を流せ! KORG DS-10で除夜の鐘を作る企画

2008年12月29日 23時26分更新

文● 四本淑三

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A108: TEMPLE BELL(金森与明)


 今年はどんな一年でしたか?

コルグ開発部の金森与明氏

 「去年の暮れに出たカオシレーター、そしてKORG DS-10と、多くの皆さんに喜んでいただけて本当に嬉しい年でした」

 来年はどうしたいですか?

 「皆さんに驚いたり喜んでもらえるような製品を、どんどん作っていきたいですね」

 ではDS-10ユーザーの皆さんに一言。

 「除夜の鐘が良い例ですけど、DS-10で音作りを楽しんでいるうちに、自然とシンセサイザーの操作が身に付いたと思います。もし、もっと色んなことに挑戦してみたいと思ったら、それにびったりの製品が出たところなので……」

 と、控えめな金森さんが言いにくそうにしているので代弁すると、アレというのは「microKORG XL」のこと。ascii.jpではこの新型シンセの詳細を来年早々に掲載の予定。請うご期待!

 それでは鐘の音「ごーん」


SYN1

NOTEは「G3」

GATEは「25%」

出音はVCO1の矩形波のみ使用。ただしVCO2もVCAのモジュレーター(リングモジュレーター)として利用するので、波形とPITCHの設定は忘れずに。DRIVEを少し上げ、VCFで減衰音を絞る。EGはDECAYとRELESEの設定がポイント

MGの三角波をCUTOFF INに入れ、微妙に音を揺らす。MGのVCO2をVCA INに入れて、さらに変調をかける


SYN2

NOTEは「D4」。SYN1より7半音高い

SYN1と同様にGATEは「25%」

VCOはどちらも三角波。VCO2はVCO1のモジュレーターとして利用。DECAYはSYN1より少し長め

MGのVCO2をVCO1 PITCH INに入れる


FX

ディレイを使って低音をブーストする、例の金森セッティング。DELAY TIMEは最小に。FEEDBACKは右に回し切る少し手前に設定


MIXER

SYN1のフェーダーを少し上げ気味にしてバランスを取る

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