テクニック5
多色ボールペンはさりげなく使う
多色ボールペンの色を駆使して手帳に記入する人は多いが、色数が増えすぎると情報の重要度が際立たなくなり、管理しきれなくなる恐れもある。シンプルに「さりげなく」使うのがスマートだ。
「基本的には記入用の黒、目立たせるための赤があれば事足りますね。物足ないと感じてから3色以上にレベルアップすればいいのです。手帳書きが面倒くさくなっては本末転倒です」(谷氏)。
テクニック6
ゾーニング手帳でメリハリをつける
「今後」ではなく、「今まで」こなしたスケジュールを日々の業務、プライベート、スキルアップの時間に分けてカラーリング。このようにゾーニングするとスケジュール履歴を「見える化」できる。
仕事に追われてプライベートを軽視していないか、将来のための時間を確保できているか、今後に役立てよう。
テクニック7
略字・記号をフル活用すべし
「スピーディーに、なおかつ簡潔に」が手帳記入テクの基本コンセプト。当然ながら、サッと書ける略字・記号が活躍する機会は多い。右のリストをヒントに、自分なりの略字・記号を使ってみよう。
「手帳は個人的なツールですから、自分で解読できたら十分。ただ、一度決めたルールは変更しないように。数カ月前の記入を見返したとき、判読できないようなら意味がありませんからね」(谷氏)。
追加テクニック
若者略語で漏洩を防ぐ暗号記述術
「KY(空気読めない)」に代表される若い人たちの略語は、左のように暗号として利用すべし。会議や打ち合わせで、さりげなく手帳をのぞきこまれる機会は多い。
「この発言、IK」など見られて問題が生じそうなことは、オリジナル略語を用いるのがスマートだ。
本記事は「月刊ビジネスアスキー 2009年1月号」の特集記事を元に、編集・再構成したものです。
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