WILLCOM D4で快適ビューアーライフ（後編）

Webサービスの活用で本機がよりパワーアップ

■Evernote

　Evernoteは、Windows、Macintosh、Windows Mobile、iPhone（かなり機能制限あり）など多くのプラットフォームに対応したオンラインツールメモだ。今見ているWebページについても、プラットフォームを超えて共有し、検索・閲覧などが可能だ。筆者の場合、WILLCOM D4でページを保存する機会はあまりないが、ほかのパソコンやWindows Mobile端末で作成したデータをよく利用する。Webサービスでもアプリケーションでも利用可能な点も便利だ。

Evernoteで取り込んだWebページを表示しているところ。WILLCOM D4から情報を追加することはあまりないが、ほかのパソコンで取り込んだ情報を確認するブラウザとして、よく利用している

■Gmail

　今や定番のGmailだが、筆者はこれをメインのメールにしている。仕事柄たくさんのメールアドレスを持っているが、それらはすべてGmailに転送し、Gmailを見ればすべてのメールを読むことを可能なにしている。メールを書いたり、返事を出したりするのもGmailからだ。便利なのはさまざまなスマートフォンやWILLCOM D4などのUMPC、パソコンなどの複数の環境から違いを気にせずにメールを閲覧し、返事を出すことができる点だろう。もっとも、まれ（年に１回くらい？）にサービスが停止していると大変な目にあうことになる。

Gmailの画面。WILLCOM D4の画面では縦がやや窮屈だが、使い勝手は一般的なパソコンと同様だ

■Googleマップ

　Googleマップのストリートビューなどは、WILLCOM D4に非常に向いていると思うユーザーも多いのではないだろうか。確かに非常に便利なのだが、残念な点は、WILLCOM D4の画面が狭いということだろう。Googleマップなどを利用する場合は、ツールバーを減らすなどの工夫がさらに必要だ。残念ながら、パソコン版のGoogleマップはGPSには対応していないので、GPSを利用したいユーザーは、別途地図ソフトを用意する必要がある。

Googleマップのストリートビュー。かなり画面が狭く感じるが、歩きながら見ることができるのは便利な場合もあるだろう

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