Crysis
ロストプラネット同様にグラフィックスオプションを最低にした「Crysis」で、エントリーレベルなビデオカードはどこまで動作するのだろうか。設定は全て「最低」にし、同タイトルの含まれるGPU Benchmarkモードにて計測した。またアンチエイリアシングと異方形フィルタは無効にしている。解像度は1024×768~1680×1050ドットの3パターンで、テスト方法はミドル編と同じだ。
快適なプレイの目安を40fpsとすれば、HD 4670は全解像度で問題なくプレイ可能。そしてHD 4650、9500 GTは1280×1024ドットまでなら普通に遊べるレベルだ。ロストプラネットでは、GeForce勢が優勢だったが、CrysisはRadeon勢の方がパフォーマンスが高く、HD 4650は9500 GTを、HD 4550は9400 GTをそれぞれ上回っている。

Crysis (単位:fps) better→
F.E.A.R.
それではDirectX 9世代の「F.E.A.R.」はエントリークラスで、どこまで快適に遊べるのだろうか。設定は、ミドル編と同じで、基本的に全て「高」あるいは「有効」としつつ、アンチエイリアシングと異方形フィルタを無効にした「標準設定」とアンチエイリアシングを4xMSAA、異方形フィルタを16xとした「高負荷設定」の2パターンで計測した。
結果はロストプラネットに似た傾向を示し、GeForceが有利になるようだ。9500 GTなら1920×1200ドットで50fpsを達成し、エントリークラスとはいえ、ひと昔前のゲームなら問題なく遊べる。さすがにアンチエイリアシングを有効にすると、フレームレートは半分にまで落ち込んでしまうが、高望みをしなければ十分遊べるだろう。

F.E.A.R. 標準設定 (単位:fps) better→

F.E.A.R. 高負荷設定 (単位:fps) better→
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