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年末年始に買いたいビデオカード 第1回

今、お買い得ビデオカードはコレだ!【アッパーミドル編】

2008年12月24日 20時00分更新

文● Jo_Kubota

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3DMark Vantage

 3DMark Vantageでは「Performance」モードで計測した。NVIDIAの各製品は物理演算エンジン「NVIDIA PhysX」(以下PhysX)が使用できるため、それぞれOn/Offした場合のスコアを取っている。
 PhysXを無効にした場合を基準としてみると、HD 4870とGTX 260はほぼ互角となっているが、PhysXを有効にすると、HD 4870は9800 GTX+と並ぶ。それだけPhysXの効果は高いとも言えるが、現時点で、PhysXがゲームをアクセラレートするというより、特定の表現(物理演算)が可能になるという意味合いの方が強く、3DMark VantageにおけるPhysX有効の結果はそれほど重要ではない。ただ今後、PhysXを活用するタイトルが増えてくればNVIDIA有利になりそうだが、今のところPhysXをそれほど意識する必要はないだろう。

3DMark Vantage Performance

3DMark Vantage Performance (単位:score) better→

ロストプラネット

 世界初のDirectX 10対応ゲームとして昨年登場したロストプラネット。後継のコロニーズが出ているが、ベンチマークの重さはエクストリームコンディションの方が重いため、こちらを採用している。
 設定は、アンチエイリアシングと異方形フィルタを無効としたほかは、すべて「高」または「DX10」を選んでいる。解像度は1280×1024~1920×1200ドットの3パターンとした。
 いずれの製品もSnowで合格点といえる40fpsを1280×1024ドットで超えているが、24インチくらいの液晶でフル解像度(1920×1200ドット)で遊ぼうと思ったら、GTX 260以外は全滅と言っていいだろう。もちろんオプションをフルに使用して重くしているため、こうなっているわけだが、ロストプラネットの魅力を堪能するならGTX 260くらいは必要と思った方がよさそうだ。

LostPlanet [Snow]

LostPlanet [Snow] (単位:fps) better→

LostPlanet [Cave]

LostPlanet [Cave] (単位:fps) better→

(次ページへ続く)

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