BTOで手間いらず! カスタマイズモデルの注文
Apple Storeには、あらかじめカスタマイズした状態でMacが手に入るというメリットもある。いわゆる「BTO」(Build to Order、受注生産)というヤツだ(Apple Storeで見る)。
デジカメ写真や音楽、動画などをMacで編集する場合、HDDやメモリーが多い方が快適に作業できる。最近のノート型MacではメモリーやHDDの交換もずいぶんと楽になっているが、それでもiMacやMac miniなどはまず「ガワ」を開けるだけでもひと苦労だ(関連記事)。
パソコンのカスタマイズに慣れない人の中には「もしパソコンを壊してしまったらどうしよう」と感じる人もいるはず。HDDやメモリーを自分で交換するのは「自己責任」となり、静電気などで誤ってMacを壊してしまった場合はメーカー保証で修理できない。
そうしたリスクを背負い込まなくても、Apple StoreのBTOを使えば、面倒くさい作業をアップルが代わりにやってくれるというわけだ。Apple Storeでは、Macの全モデルがBTOに対応。Macが届いたときには希望のマシン構成ですぐに使い始められる。
カスタマイズの範囲はHDDやメモリーにとどまらない。Mac BookやMac Proなど一部のMacでは、ユーザーが絶対に交換できないCPUもより速いものに交換することが可能だ。
キーボードにもこだわれるのがBTOのいいところ。MacBookシリーズではJIS配列かUS配列の2種類から、iMac/Mac mini/Mac ProではJIS/US配列と有線/無線を組み合わせた4種類から選択できる。
実はBTOを選ぶと、通常モデルを買ったときに比べて納品が少し遅くなってしまうのがネックになる。しかし、そこはApple Storeも考えていて「BTOだけど今すぐ欲しい」というユーザーに対して、「今すぐお届け」という選択肢も用意している。通常のBTOよりも選べる項目は減るが、24時間以内に出荷されるので早めに手に入れたいという人にはお勧めだ。