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2008年12月25日更新

IT業界で働く桜子のビジネスリーダーズインタビュー

男性社員が女性のイケメンへの思いを知って生まれた玩具

文●桜子(Interviewer&blogger)

女性は本当は男性に何をしてもらいたい?

 イケメンバンクでは、格好良い理想の男性をイラストやシルエット(影)で表現し、“女性が欲することをしてくれる”機能を備えるようにした。その結果、次の課題は、そのイラストやシルエット(影)のイケメンが何を喋るか、という点である。じゃあ、女性は、いったいイケメンに何をしてもらいたがっていると考えたのだろうか。

本間 この議論は深夜まで相当白熱しましたね。


 こうして最終的に女性社員達だけで話し合って出した結論は次の3点である。

  • ●常に(自分を)見ていてほしい
  • ●何かをしてあげたら、それに対する感謝や喜びの声をもらいたい
  • ●(付き合う長さに関係なく)甘いセリフを面と向かって言われたい

 本間氏はこの結果にかなり衝撃を受けたと言う。具体的にはどのへんに?と突っ込んだらあいまいな返答がかえってきたが、今までの会話ペースが明らかに落ちたので本当にショックだったようだ。

パンフレット
イケメンバンクのパンフレット

本間 実際に女性がどう思っていたかなんて、正直考えたことはなかったというか、ここまで話し合ったことって無かったんですね。

 今回は女性社員のお陰で、女性の本音が相当聞けて、なるほどなあ、と感心しっぱなしでした。「女性は本当はこういうことをして欲しいんです、男性の皆さん、わかってくださーい!」なんて言われちゃったりして、「ああそうですか、すみません」って(笑)。

女性だらけのチームでリーダーとしての苦労点

 ガールズトイ事業部は基本的には女児向けの玩具を担当する部署で、60人程の社員のうち6割が女性だ。本間氏が配属される3年前は、男性がメイン対象の商品の仕事をし、部下もほぼ全員男性だったという。慣れるまではさぞ苦労があったのではないか。

本間 女性のことは女性に聞くのが早いと思い、まずは部下の話をよく聞くようにしました。初めはとまどったんですけど、最近では知らなかったことを知るようになり、色々刺激を受け、素直に学ぶところが大きかったですね。


 今まで仕事をこなせたのは男性向け玩具で、子供時代の体験を活かせたからかもしれない、と本間氏はこれまでのキャリアを振り返った。ガールズトイ事業部に配属されることで「これまで以上に顧客視点を持ち、女性は年代によって何を考えているのか、気遣うようになった」と言う。

次ページ「イケメンバンクで映画もできた!」に続く

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