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WILLCOM D4で快適ビューアーライフ(前編)

2008年12月22日 19時46分更新

文● 山田道夫

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WILLCOM D4の特徴は機動力

 WILLCOM D4は、OSにWindows Vista Home Premium with Service Pack 1を搭載したUMPCだ。そのため、Windows XPへのダウングレード権は当然ない。モデルはWS016SH1(B)とWS016SH1(B)Pがある。後者は大容量バッテリを標準で搭載しているが、Office 2007を搭載していないため、前者よりも安価だ。しかしそれ以外には、両者に実質的な差異はない。CPUは、Atom Z520 (1.33GHz)だが、メモリが1GB固定のため、Windows Vista利用には少し厳しいとの見方もある。ディスプレイは、5型ワイドTFT液晶(WSVGA対応、LEDバックライト)を搭載し、解像度(画素)は、1,024×600ドット、800×600ドットで非常に美しい。

 本体サイズは、標準バッテリ使用時は、約188~192.3×84×約25.9mm、重量460g、大容量バッテリ使用時は、約188~192.3×84×35.3mm、重量約575g。横幅が少しあるがなかなか小型軽量だ。バッテリ駆動時間は、それぞれ約1.5時間、4.5時間となっている。持った感じは、前者(460g)の場合はそれなりに軽量な感じだが、後者(575g)の場合は、ちょっとずっしりといった印象だろうか。

 個人的には非常に魅力的なスペックだと感じ、発売日に筆者はWS016SH1(B)を購入し、とても満足している。一方でこのデバイスを気に入るユーザーは限られるだろうとも感じる。WILLCOM D4は、持ち運んで座って使うだけではなく、立ったまま使ったり、移動中でも使ったりする人向けのデバイスだ、と思ったからだ。

──といっても、標準バッテリだけだと、実際にもつのは通常の使い方だと1時間程度なので、予備バッテリ、無停電電源装置くらいのつもりでいた方が現実的だろう──

 キーボードは好みもあるだろうが、筆者の場合、置いてタッチタイピングはできない。また、横幅がかなりあるため、持って入力する場合でも苦労する人もいるようだ。筆者の場合は、両側から挟み込むようにではなく、下から持つことで、特に問題なく親指での入力が可能だ。D4のキーボードは、親指入力を前提にしているような気がする。

WILLCOM D4のキーボード

WILLCOM D4のキーボードはパンタグラフタイプではなく、親指入力が前提のようでかなり硬い

 さて、以降は発売当日以来、筆者が日常的にWILLCOM D4を使ってきた体験を紹介していこう。UMPCは、使用者によって使い方が大きく異なる種類のデバイスと思われるので、ある使い方やノウハウを定番にするといったことが難しいと思う。そこで、具体的な筆者の使い方、使用しているソフトウェアなどを紹介し、こういった使い方もあるのか、といった発見の元になればと思う。

 ちなみに、発売後、サスペンド状態や電源オフ状態でもバッテリが減る、いわゆる“お漏らし”やPHS通信でのパケット詰まりがユーザーの不評を買ったりした。このため初期ロットのバージョンアップが行われている。さらに、何度かドライバなどのアップデートも行われている

 これらに該当するユーザーで未対応の場合、きちんとアップデートを適用した方がいい。筆者のWILLCOM D4の場合、ドライバなどのアップデート後は確実にバッテリの持ちが向上している。

(次ページへ続く)

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