No.2 画面確認に便利な「GPUを利用した高速ズームと回転」
直接画像を操作する機能とはちょっと違うが、今回のバージョンでは、GPUを有効に使うようにデザインされている。そのなかでも便利な機能が「GPUを利用した高速ズームと回転」だ。
従来のズームツールによる拡大縮小表示は段階的に行なわれていたため、希望の大きさにするには数値入力する必要があったが、今回のバージョンでは、マウスをプレスダウンするとスムーズにズーミングをしてくれるようになった。これにより、自分が編集しやすいサイズでの作業が簡単に行なえるようになる。
また、回転機能は、従来なら「カンバスの回転」で画面を回転させるしかなかったが、その場合、細かい線などのディテールが失われてしまうことがあった。CS4からは画面に逆さに写っている文字等を正位置で確認したい場合など、画像を非破壊でスムーズに回転させて確認することができるようになる。
「Movie 2」のようにGPUを使ったズーミングは非常に滑らかで、拡大したいところにカーソルをあて、マウスをプレスダウンするだけで操作が可能だ。
Movie 2
「Movie 3」では、画像を破壊せずに回転できることを示したい。いろいろな角度から写真を確認することが可能になった。
Movie 3
ちょっとした機能だが、実際に使ってみると非常に便利な機能だ。