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【プロに訊く!】一問一答 Hyper-V基礎の基礎 第5回

仮想マシンの作り方を教えてください

2008年12月08日 10時30分更新

文● マイクロソフト 高添 修/聞き手 ASCII.jp

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1台の物理マシンで仮想マシンをいくつ実行できますか?

 まず見ていただきたいのが、Hyper-VがサポートするCPUのコア数を16から24に増やす更新プログラム「KB956710」のWebサイトです。

マイクロソフトのWebサイトからKB956710をダウンロードする

マイクロソフトのWebサイトからKB956710をダウンロードする

 このサイトの情報を見ていただけるとわかるのですが、Hyper-Vがサポートする仮想マシンの最大数は192です。しかし、この数値はあくまでも最大数であり、現実的とはいえません。実際の業務環境で利用するには、きちんとしたサイジングとパフォーマンスチューニングが必要になると考えてください。仮想マシンでどのようなアプリケーションを動かすか、そのアプリケーションが求めるのはCPU数なのかメモリ容量なのか、ディスクアクセスなのか、それによりHyper-Vの設計が変わってくるわけです。

 さて、ちょっと難しい話をしてしまいましたが、仮想マシンのパフォーマンスを厳密に求めず、とりあえず動かしてみたいということであれば、メモリ容量から確認しておきましょう。4GBの物理マシンの場合、メモリ1GBの仮想マシンが2つ、メモリ512MBの仮想マシンが1つ、残りはペアレントパーティションが利用するといった感じでしょうか。ちょっとしたデモ環境くらいなら作れると思います。

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