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フルHDディスプレーが3万円台の時代

地デジに適した液晶ディスプレーはどれだ!【前編】

2008年12月18日 15時20分更新

文● 橋本 優/トレンド編集部

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地デジを見るのにフルHDは必要ない?

 22型ワイドディスプレーにも、フルHD対応製品はあるし、HDMIを装備する機種もある。BSデジタルを含むデジタル放送を満喫したいなら高解像度&HDMI端子搭載のものを選びたい。

画面解像度の比較

フルHDディスプレーに対する画面解像度の比較

 なお、地デジの放送の解像度は1440×1080ドット。1680×1050ドットの22型ワイドディスプレーでは縦解像度が足りない。そして大半はHDMI端子が非搭載だ。

 さらに大きい24型ワイド近くの製品になると価格が跳ね上がる。だいたい6~7万円ぐらいが相場だが、それでも3万円台の製品もある。最後に22型ワイド以上で3万円台のおススメディスプレーを紹介する。

一部適切でない表現があったため修正しました。(2008年12月18日)


22型ワイド以上のおススメ液晶ディスプレー


サムスン電子 SyncMaster T220P

SyncMaster T220P

SyncMaster T220P

 フルHD解像度に対応して3万円台のお買い得な22型ワイドディスプレー。縦解像度1200ドット表示が可能だ。ダイナミックコントラストにより5万:1のコントラスト比を実現。DVI-D(HDCP対応)とアナログRGB端子を搭載するが、HDMIは非搭載。

■関連サイト



グリーンハウス GH-ACH243SHB

GH-ACH243SHB

GH-ACH243SHB

 フルHDに対応した23.6型ワイドのディスプレー。地デジ番組の表示時に色合いを調整する「地デジ視聴最適化モード」を搭載。ダイナミックコントラスト機能により3万:1のコントラスト比を実現する。

■関連サイト



イーヤマ ProLite B2409HDS

ProLite B2409HDS

ProLite B2409HDS

 画面を縦横90度ローテーションすることもできる24型ワイドディスプレー。自由に高さ調節ができる昇降式スタンドと、画面の向きを水平方向に170度に動かせるスウィーベル機能を搭載。21.5型のProLite E2209HDSと同様に「ピクチャーモード」や「ECOボタン」を装備する。


それで、おススメの機種はどれなんだい?

 全体的に大まかなスペックはほとんど変わらないが、HDMIが2系統搭載されているプリンストンのPTFBGF-22Wが個人的には気になる。そこで後編ではPTFBGF-22Wと外付けの デジタルチューナーを組み合わせてテレビとして使ってみたいと思う。

■関連サイト


地デジ導入で便利な生活

 地デジはアナログ放送よりも映像がきれいなのが最大の魅力と思われている。だが、データ放送と電子番組表(EPG)が利用できるのも大きなメリットだ。

 特にデータ放送は、好きな時に最新のニュースや天気予報を確認できて便利だ。

NHKの「お知らせ雨です」の設定画面

NHKの「お知らせ雨です」の設定画面

 NHKはデータ放送の一環として、番組視聴中に自分の住んでいる地域で雨が降り始めた際に音と画面表示で知らせてくれるサービスを提供している(NHKを見ているときのみ有効)。傘を持たずに外に出たら雨でした、という状況も避けられる。

 なお、同サービスを利用するには、チューナーに自分の住んでいる地域を登録し、さらにNHKのデータ放送の設定でサービスを「利用する」設定にする必要がある。

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