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スタミナ切れはこれで克服!

iPhone外部バッテリー選びのポイント

2008年12月01日 19時38分更新

文● ヤシマノブユキ

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チェックするべき重要ポイントは2つ!


 どのタイプにするかが決まったら、次は製品を選んでみよう。その際に注目すべきは以下の2点だ。

  • バッテリー容量
  • 出力時の電流

 iPhone 3Gを少なくとも1回はフル充電したければ、容量が1500mAhより大きい外部バッテリーを選択しよう。フル充電を目的としないのであればバッテリー容量にこだわる必要はない。ちなみにiPhone 3Gのバッテリー容量は非公表だが、今回(各製品ごとにiPhone 3Gを何回フル充電できるかを)検証した結果などから逆算すると、容量は1400mAh~1500mAhと推測できる。iPhone 3Gを2回、3回とフル充電したければ、それに応じた大容量バッテリーを選択すればいい。

 注意したいのが出力時の電流だ。iPhone 3Gのバッテリーが空っぽ(=電源がオンにならない状態)になってからでも充電できるようにするためには、出力時の電流が1000mA以上の製品を選ぶ必要がある。純正のACアダプターを見れば分かるが、iPhone 3Gの充電には一定以上のパワーが必要とされる。なので、出力時の電流が1000mAより低い製品の多くは、「ガス欠」に陥ったiPhone 3Gを充電できないと思った方がいいだろう。

 よって、知らない間にバッテリーが切れていたという切羽詰まった状態からでも充電したければ、出力時の電流が1000mA以上の製品を選ぶしかない。バッテリーがまだ残っている状態でマメに継ぎ足し充電をしながら使うのであれば、出力時の電流が1000mAより低い製品もアリだろう。

 いずれにせよ覚えておいてほしいのは、iPhone 3G対応を謳っている製品だからといって必ずしも、ガス欠状態からフル充電できるとは限らないということだ。上記2点のポイントは、製品パッケージやメーカーサイトに書いてある場合がほとんどだ。買ってから後悔しないように購入前にしっかりチェックしておきたい。

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