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30分早く帰れる! Excelの日付・時刻関数をズバッと攻略 第1回

日付や時刻を自在に操れば Excel操作が楽しくなる

2008年12月01日 04時00分更新

文● 構成● 尾崎裕子、アスキードットPC編集部

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テク-2
「いま」の日付・時刻を入力

 日付の表示・計算では、現在の日付や時刻が必要なことがある。そのときは、今日の日付を表示するならTODAY関数、日付と時刻を表示するならNOW関数を使う。

 この2つの関数は、パソコンに内蔵されているカレンダーと時計から、操作時点の日付、時刻を表示する。

今日の日付を取得・表示するTODAY関数

NOW

F9キーで手動更新が可能

操作時点の日付が表示される。TODAY関数やNOW関数で表示された日付や時刻は、ファイルを開いたときなどに自動更新されるが、手動で今の日付、時刻に更新したいときには[F9]キーを押す


日付・時刻の更新が不要ならショートカットキーが使える

日付と時刻の固定データをショートカット入力

Ctrl+;(セミコロン)で日付、Ctrl+:(コロン)で時刻をショートカットキーで入力

 データを更新せず、作成時の日付や時刻を記録しておきたいこともある。

 そのときはTODAY関数やNOW関数は使わず、ショートカットキーを使えば、その時点の日付、時刻が入力できる。


テク-3
連続データの入力

 連続した日付を入力したいときには、最初の日付を入力してオートフィル機能でコピーする。

 コピーしたあとで1週間や1ヵ月おきのデータに直すこともできる。

週日のみの連続データに変わる

1日目の日付を入力したら、セルの右下をドラッグ&ドロップ

1日目の日付を入力し、選択する。オートフィルする。日付はオートフィルするだけで連続データが入力できる。オートフィルで作成した連続データの右下メニューをクリックし、[連続データ(週日単位)]を選択

オートフィルのメニューから週日のみに切り替えられる

土日抜きの連続データに変わる。ほかに1ヵ月間隔の日付を表示する[連続データ(月単位)]や、1年間隔の日付を表示する[連続データ(年単位)]などもある


コレ便利!
知ッ得-2

 日付を曜日で表示するのはTEXT関数でもできる。

 TEXT関数は指定したデータを指定した書式で表示する関数。

 「=TEXT(日付,QaaaQ)」で日付の曜日が表示される。日付の書式は「セルの表示形式」で指定するのと同じものが使える。


 次回(12月8日公開予定)は、「日付を計算する関数」についての7大テクニックを紹介する。

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