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最新パーツ性能チェック ― 第70回

遅れてきたVIA製省電力プロセッサNanoはAtomに勝てるのか?

2008年11月29日 23時58分更新

文● Jo_Kubota

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テスト方法

 今回OSには、Windows XPを使用している。NanoやAtomなど非力と分かっているCPUを、より重いWindows Vistaで動かすのは実用的ではないからだ。もちろんNanoもAtomもWindows Vistaの動作は可能だが、実際に入れるOSとしてはWindows XPが最適だろう。
 テストには様々な角度から検証するため、統合ベンチマークの「PCMark05」、「Sandra Lite 2009/SP1」、グラフィックス性能の計測に「3DMark06」、ゲームでのパフォーマンス計測に「大航海時代Online ベンチマーク」、「Final Fantasy XI Official Benchmark Vanadiel Bench3」(以下FFベンチ)、ビデオのエンコードに「TMPGEnc 4.0 XPress」をそれぞれ使用している。なお、D945GCLF2はメモリスロットが1つだけのため、1GBで測定、他2製品は2GBで測定している。

テスト環境
マザーボード VIA VB8001 ECS 945GCT-D Intel D945GCLF2
CPU Nano L2200 Atom 230 Atom 330
メモリー 2GB 2GB 1GB
ビデオカード オンボード
HDD HGST「HDP725050GLA360」(500GB SerialATA)
OS Windows XP Professional + SP3

3DMark06

 まずは3DMark06での性能を見てみよう。解像度は1280×1024ドットでは重すぎるため、800×600ドットにて計測した。しかし内蔵GPUのパワー不足は明らかだ。さすがに内蔵GPUでゲームをプレイするのはいずれの製品でも厳しそうである。
 一方、3DMark06のCPUスコアを抜き出してみると、デュアルコアが効くAtom 330がダントツとなった。Nano L2200はシングルコアだが、HTで論理2CPUとなるAtom 230を上回るスコアを残した。なお、以下のグラフはすべてCPU名で表記している。

3DMark06
3DMark06 (単位:score) better→

PCMark05

 続いて総合ベンチマークである、PCMark05だが、Nano L2200にてグラフィックスのテストが途中で中断しまう現象が出たため、CPU、Memory、HDDをそれぞれ単体実行したものがグラフ3だ。
 興味深いのはMemoryにてシングルチャネル動作しているAtom 330とデュアルチャネルで動作しているAtom 230でスコアがほぼ同じとなった点。一方、Nano L2200はDDR2-667にも関わらず、DDR2-533で動作するAtom 230/330には及ばない結果となった。またHDD性能はどのマザーボードもあまり変わらないようだ。

PCMark05
PCMark05 (単位:score) better→

(次ページへ続く)

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