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ITを駆使してFXに強くなる第4回

FXCMジャパン、シストレサービスを12月から開始

プログラムを選ぶだけで誰でも勝てる!?

2008年11月27日 05時00分更新

文● 岡本善隆/企画報道編集部

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 FXCMジャパンは自動売買機能付きのシステムトレードサービス「FX system selector」(愛称:らくちんFX)のリリースを発表した。らくちんFXは同社の口座を持っている利用者に提供され、12月8日から受付が開始される。取り引き手数料は無料。

シストレの種類
シストレには自分でプログラムを書いて、売買ルールを決めるタイプ、また自動売買機能は無いものもあるが、らくちんFXはあらかじめ用意された売買ルールを用いて自動売買が行えるタイプに属する

 システムトレードとは、相場の変動があらかじめ設定されたルールに合致した場合に、コンピューターにより自動的に売買を行うものである。

 FXや株式での一般的な取り引きでは、投資家が自らの判断で注文を出すが(裁量トレードとも呼ばれる)、この場合どうしても人間の感情や勘に左右されてしまう。たとえば損続きで弱気になってしまったとき、必要以上に早く利益確定をしてしまったりといった具合だ。その点、システムトレードではコンピュータがルールに従って機械的に取り引きを行うため、少なくともそのようなミスは有り得ない。また、24時間取り引きが可能なFXにおいて、勤務中や睡眠中など投資家がFXに取り組めない時間帯も有効活用できる点にも利点がある。

左画面に表示されているのは、あらかじめ用意された売買プログラムの一覧。過去の取り引き回数や損益実績などを比較して、最適と考えられるものを決める。右画面では選択したプログラムに対し、どれだけの資金で取り引きするかを選択する。プログラムに設定された売買の反対を常に実行するオプションも用意されている。あまりに成績が悪いプログラムで用いると成功する?
FXCM1 FXCM2

 なお肝心の売買ルールだが、らくちんFXではあらかじめ用意されたプログラムを用いるタイプで、プログラミングの作業や知識は一切必要ない。200を超えるプログラムから、過去の実績や対応している通貨ペアなどで比較し、ユーザーが最適と考えたものを選択。取り引きする金額の範囲などを設定するだけで、自動的に売買を開始する。また、売買タイミングのシグナルだけを表示して、実際のポジション操作は利用者が手動で行うことも可能である。同社によれば「FXでの資産運用は難しいと考えている方や自分の取り引きに自信がない人にお勧め」としている。

 ちなみにらくちんFXのシステムを提供するのは、イスラエルを開発拠点とするTradency社。アメリカ最大級のFX会社「Forex Capital Markets LLC」で採用されているなど、すでに実績のあるシステムとのことである。

谷中伴行氏

 今回らくちんFXを導入するにあたって、同社代表取締役社長の谷中伴行氏は「システムトレードを使えば必ず儲かるわけではないが、お客さんにより充実した取り引き手法を提供し、時間といった投資家にとっての障壁を取り除くことで、FXを活性化していきたい」とし、「金融当局による規制強化といった状況の中で、(より多くの取り引き機会を投資家に提供する)システムトレードはFX業界の2009年のトレンドになる」と見通しを語った。


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