ユーザーと開発の夢の架け橋!
シン氏による一問一答
休憩を挟んでイベントの後半では、同じくイベントでは恒例となった開発コーディネーターのシン・ミンス氏による「クリエイティブ コミュニケーション」が行なわれた。
クリエイティブ コミュニケーションでは、サービスチームの山本氏が司会を務め、来場時に配られたアンケートやユーザーからの要望を元に、時には山本氏によるユーザー視点での厳しい追求を交えながら、熱く進められた。
要望は「入手できるアデナを4倍に」といったストレートなものや、「狩り場を増やして欲しい」、「今は誰も行かないような狩り場を高レベル用に設計し直して欲しい」といったシステム的な要望などが集まっていた。
これに対してシン氏は、システムとしてできることとできないことを柔らかく説明した上で、面白いものに関しては率直に開発チームで検討を約束するなど柔軟な対応が見られた。一方的に開発側からの方向性が伝えられるだけでなく、時にシン氏からもユーザー側に開発方向の提案が飛び出すなど、ユーザーと開発の近さが感じられるものとなっていた。
お待ちかね! 総勢75人の攻城戦!
「エヌ・シー・ジャパンからの挑戦状」!
イベントのラストは、「黄昏の革命軍」と「黎明君主達」の2チームに25人ずつ分かれて攻城戦を行なう「エヌ・シー・ジャパンからの挑戦状」! タイトルの通り、舞台となるオーレン城は最初、エヌ・シー・ジャパン(NCJ)軍が占拠しており、まずは2チームで共闘して彼らに立ち向かっていくことになる。
司会からも「汚い手を使う」と言われているNCJ軍、城内にはボスモンスターを2体設置しているほか、助っ人として宿命のライバルであるNPCの「セリエル」「ハルネ」の2人を呼び寄せるなど、準備は万全。しかし実際は助っ人の2人が戦い合ってて全く戦力にならなかったほか、ボスモンスターも2チーム共同で攻めてこられては、さすがに敵わない様子。
戦況は中盤から黄昏軍が城の占拠に成功し、それを黎明軍が追うという形になった。黎明軍は「アカマナフ」(取得すると変身して強化できる)を開始当初から擁し、アカマナフの圧倒的な攻撃力と防御力を軸に攻め立てるが、立てこもる黄昏軍を崩すことがなかなかできなかった。唯一、素晴らしい連携による波状攻撃で刻印を目指すも、敵味方関係なく攻撃できるアカマナフの範囲攻撃により、刻印中の血盟主(リーダー)が倒されてしまい、あえなく失敗となった。
途中、NCJ軍と黎明軍による共闘があったものの、お約束のようにNCJ軍の裏切りに合い、黄昏軍が1時間近い戦いを制した。
黄昏軍の血盟主は、攻城戦は初めてとのことだったが、周りのメンバーによるサポートのもと、見事にこの大部隊を統率しきっていた様子だった。
大盛況のまま幕を閉じた「エヌ・シー・ジャパンが行く! in 札幌」。最終回となる次回は12月、東京に戻って行なわれる。関東のリネージュIIプレイヤーよ、東京へ集え!