Leopard対応とともに機能と使い勝手も大幅に向上
【SPEC】 開発元●英コリオリシステムズ社 販売元●ネットジャパン 価格●9450円(パッケージ版)、5670円(ダウンロード版) http://www.netjapan.co.jp/ 対応システム●Mac OS X 10.3.7以上(Leopard対応) 対応機種●450MHz以上のPowerPC、またはインテルCPUを搭載したMac |
【COMMENT】
検証や動作確認で複数のOS環境が必要な人には便利なツール。特にWindowsパーティションをいじり倒してもブートできるのには感動。
「iPartition 3」は、HDDの領域を複数に切り分けたり、そのサイズを変更したりできるパーティション管理ソフトだ。
ファイルの断片化解消ユーティリティー「iDefrag Lite 3」も付属しており、断片化によりデータが散在してパーティションを操作できないといったトラブルも回避できる。
そもそも単純にパーティションの新規作成や削除、サイズ変更をするだけならOS X付属の「ディスクユーティリティ」でも可能だ。しかし本製品なら直感的なインターフェースで、より簡単に操作ができる。そのうえ、パーティションを変更する際のすべての手順を「未実行の操作」ウィンドウで事前に確認してまとめて実行するため、操作ミスを防げる仕様だ。
また、ディスク/パーティション内のデータを保持したまま、Macで使用するHFS PlusやHFSX、Windowsで用いるFATやNTFSパーティションをフォーマット/リサイズ可能。ほかにも、「0」で上書きしてパーティション領域内のデータを削除する「ワイプ」機能を備え、Linux用のパーティションなど実に100種類以上のパーティションタイプに対応する。
本製品の最大の利点は、現在のシステムはそのままで、ひとつのHDD上に、新たにMacやWindowsの異なるバージョンのOSをインストールできること。プログラマーやウェブデザイナーなど、基本的な知識があり、複数のOS環境を併用したい上級ユーザー向けの製品だ。