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ITを駆使してFXに強くなる 第3回

デスクトップ派? それともモバイル派?

FX徹底攻略にはパソコン環境強化が重要

2008年11月26日 04時00分更新

文● 外村克也

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 FXで勝つために肝心なのは、レートの大きな変動がいつ、何がきっかけで起こるのかを知ること。それを知るにはPCの処理能力を上げるより先に、効率よく情報を得るためにPC環境を強化するのが正しい。

 では、どのようにパソコン環境を整備していくのが良いだろう? デイトレードの投資スタイルは大きく2つのタイプに分かれる。ひとつは帰宅後に時間を決めて、じっくり構えるタイプ。これは広いモニタを使って、一度に多くの情報を得られるデスクトップPCを中心に環境を構築すべきだ。もうひとつは仕事や自宅でのくつろぎの合間を利用して、頻繁にチャンスを狙うタイプ。どこに居ても情報が得られるよう、モバイル機器を中心にしたい。

デスクトップ派なら重要なのは液晶サイズ
あらゆるデータを同時に表示して世界の経済状況を掴む

重要なのは液晶の解像度

パソコンの性能差が取引の有利・不利にかかわることはほとんど無い。そのためコストパフォーマンスを優先。代わりに解像度が高い液晶を利用したい

ポイント1
24型ワイドのデュアル液晶で
世界の動きを把握する

 最近では実売5万円台から購入できる24型ワイド液晶の横解像度は1920ドットであり、MetaTraderの5分足チャートでも、なんと30時間分を見渡すことができる。液晶モニタ2台構成であれば、さらにマーケットニュースや業者の取引画面を一望できる。

ポイント2
マーケット情報を常時表示する
Vistaガジェット

 Windows Vistaの標準機能「Vistaガジェット」には、世界時計、ダウなどの市場の平均株価表示、ロイターの経済ニュースを登録できるRSSリーダなどが標準装備されている。これらを常時表示させるには、横に広いワイド液晶が有利だ。


ポイント3
PC2台構成でトラブルに備える

 OSを自動アップデートさせていると、不意に再起動されてしまう場合がある。レート変動が大きいときの再起動が命取りになる場合も。また、パソコンのトラブルでポジションを決済できない状況にならないためにも、できれば2台体制で臨みたいものだ。

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