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ガジェットで自転車ライフをもっと便利に! 第4回

GPSで変わる自転車ライフ iPhone編(後編)

2008年11月26日 20時00分更新

文● 荻窪 圭

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 走行中に「経路」をタップすると、走行ルートが図示されるが、あくまでも図示で地図ではないので注意。

経路で表示されるのは「経路グラフ」と呼ばれるもの。白地図上に軌跡が見えるというだけで、地図自体は表示されない

 あとは適当に走って記録していくべし。走行が終わったらSTOPするだけ。データは自動的に記録されるので保存作業は不要だ。

停止をタップするとこの画面になるのでOKする。途中で休憩するときもこれで停止すればいいが、停止したとき、他のアプリを使ったりしちゃうと、記録再開したとき表示がゼロになっちゃうことがある。記録は続いてなされるが表示がリセットされるのは寂しい

 一度作った経路は「経路」にどんどん追加されていくので、以前走った経路を見なおすこともできる。

このように経路はどんどん記録されていき、あとから見なおすことができるのはうれしい

記録した経路データを呼び出すとこんな画面になり、細かいデータを見ることができる

記録したデータからなら地図も見られる(でも縮尺は変えられない)

 帰宅したらパソコンに転送する。転送方法は3つある。

 ひとつはGoogleDesktopへのアップロード。ただし、GoogleDesktopにはテキストとして書き出されるので、それをローカルに保存して……って、手順がちょっと面倒である。今回は見送った。続いて、無料の「iTrail Desktop」というアプリを使う。無線LANを使ってiTrailの経路データを転送するものだ。

データ書きだしの画面。フォーマットは3種類から選ぶことができる。グーグルマップを使うならKML、他のGPSデータ対応アプリを使うならGPXが便利

 KMLで転送したら、前々回に紹介した手順で、KMLファイルをグーグルマップの「マイマップ」に貼り付ければOK。自宅の場所がばれるのが心配、という人は、マイマップを編集して起点を変えちゃうとよい。

iTrailのKMLファイルをグーグルマップに貼り付け。スタートとゴールのアイコンも自動的につく

 3番目はTrailRunnerというアプリから無線LANで吸い上げる。これがなかなかすごいアプリなのだ。ドネーションウエアなので無料で使うこともできる。

(次のページへ続く)

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