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古田雄介の“顔の見えるインターネット” 第38回

就職活動中なら絶対必読! ココローグ管理人の成功戦略

2008年11月25日 14時06分更新

文● 古田雄介

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ブログを始めたのは「面接に必要だった」から

―― ココローグを始めたのは学生時代ですよね。どういったいきさつで?

カルマ コンピューターの専門学校に通っていたんですけど、当時はインターネットのサービスをほとんど使ったことがなかったんです。だけど、翌年度から就職活動をしなければならないという段になったので、そうした分野をもっと勉強しておこうと思ったのがきっかけです。

 あと、僕は日記を付けるのが苦手で、3日も続いたことがありません。だから逆に、入社試験の面接のときに「日記は苦手だけど、あえてサイト運営を続けています。僕は自分の弱点をキッチリと補える人材ですよ」と言えるようになるために、毎日更新にこだわったのもありますね。

ココローグによって(?)希望どおりの就職先に入社できたというカルマ氏。いただいた名刺は、有名ブロガーの似顔絵やサイトシンボルをビックリマン風のシールにする「自作シール伝説・ペタリンガー」で作られたものだった


―― それで400日近くも毎日更新を継続したわけですね。しかも1日に複数の記事をアップして。やろうと決意してもなかなかできないことですが、何か秘訣があるんですか?

カルマ もともと継続というものに苦手意識を持っているので、それを克服したいという目的を持ち続けることができたのが良かったと思います。自分のための使命感みたいな感じですね。

 それに読者が増えるのはうれしいですし、モチベーションのアップにつながります。動画などを見つけて更新すること自体は楽しかったですしね。ただ、今年4月に社会人になってからは、1日1記事更新になってしまっています。なかなか時間がとれなくて……


―― ブログのテーマを動画などのエンタメニュースにしたのはなぜですか。

カルマ あまり深く考えなかったんですよ。ネットに疎い当時も、動画紹介サイトの「スピードネーター」さんが大好きで、1日2回くらいチェックするほど見ていました。だから自然と「ああいう面白い動画を紹介しよう」という風になりました。一応、就職活動用という意味合いもあったので、アダルト系は載せないようにしていますけどね。


―― でも「面白いネタ」ばかりでなく、割とグロ系のネタも充実していますよね(笑) 直接的なものより、色々と想像力をかきたてるような。

カルマ えーと、グロは興味に負けました(笑)

 (次のページ: 「よそのニュースサイトから記事を作るのは邪道」と言われたら?)

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