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古田雄介の“顔の見えるインターネット” 第38回

就職活動中なら絶対必読! ココローグ管理人の成功戦略

2008年11月25日 14時06分更新

文● 古田雄介

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詳しい人には「既出」でも、自分が「面白い」と思ったものを紹介

―― では、情報収集と更新の方法を教えてください。

カルマ 僕はほとんどサイト巡回をしないですね。やっても海外サイトを2つくらいで、見つからなかったらYouTubeなどで適当な英語のキーワードを打って探したりします。あとは「はてなTube」というサイトを利用するくらいでしょうか。そういった作業を毎日やって、面白いモノを見つけては記事にすると。

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最近好みのネタは、食べる行為を執拗に追い求める芸術家ヤン・シュヴァンクマイエルなど、海外のアーティストが多いそうだ。「芸術家の作品は、検索しようがないものが多いですよね。そのなかで面白いものを見つけときに、ブログやって良かったと思えるんですよ」とのこと


―― ということは、毎日更新なのにストックは作っていないんですね。

カルマ そうですね。その手を使うブロガーさんは多いんですけど、僕は一切やらないんですよ。このスタイルのため、社会人になってからは休まざるを得ない日というのが増えてしまいました。まだ更新していないのに断れない飲み会に誘われたりすると、もうどうすることもできないですからね。とはいえ、相当な理由がない限りは、今後も毎日更新を続けていけると思います。

 基本的に今の世の中は面白いモノがいっぱい転がっているんですよ。ネットの流行やコンテンツの新しさにこだわったらネタがかなり限定されますが、そういうのを気にしなければ数は膨大です。僕の場合、ネットに詳しい人から「古い!」と言われるネタでも、自分が見て面白いと思ったら紹介するというスタンスですから。そういうこともあって、ココローグの読者にネットの古参ユーザーはあまり多くないと思います。


―― それでも見つからないときは、何か手がありますか?

カルマ どれだけ探しても見つからないというときは、最終手段として他のブロガーさんのサイトを読ませていただいて、面白いネタをピックアップします。ただ最近は、グーグルのページランクを上げるために、意図的にそういう記事を増やしていますね。おかげでページランクが5になりました。


―― なるほど。ただ「ブログに直接リンクを張って、2次・3次ソースとして記事を作るのは邪道だ」と考える人もいます。それに対しての考えを教えてください。

カルマ 僕は、リンクされている人にもアクセスがいくので双方メリットのある方法だと思っています。そういった行為に対してトラックバックという便利な機能もありますし。トラックバックすることで「リンクを張らしてもらいました。こんな感じで説明していますよ」と先方にお礼を送ることができるわけです。

 (次のページ: 「相互リンクお断り」の大御所にリンクを貼ってもらう方法は?)

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