このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

吉幾三、ついに光臨!! ニコ動発「IKZO」ライブが実現

2008年11月21日 23時06分更新

文● 広田稔/トレンド編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

まだラップという言葉もなかった

「僕は15のとき、ギターを1本もって紅白歌合戦に出るために東京に出てきた」

 ライブでは、「俺ら東京さ行ぐだ」の誕生秘話も明かされた。

 吉氏は歌手になる前、板前修業をしていた。その同じ職場にいた先輩が渡米して、ニューヨークからレコードを10枚くらい送ってきてくれたという。その中に含まれていたブラックミュージックが曲を作るときに「頭のどこかに残っていて」(吉氏)、「俺ら東京さ行ぐだ」という日本初のラップが生まれたという。

 「当時はラップという言葉もなかったんだよ」(吉氏)

 ライブ終了後、吉氏の囲み取材では、IKZOブームについて「未だにピンと来ないんですよ。インターネットやってないんで」としつつも、「こうやってみんな楽しんでくれるんだったらいいんじゃないかな」と率直な感想を語っていた。

スーツでまじめな会話をしつつも、カメラを向けると必ずサービスは忘れない吉氏。真のエンターテナーだっ!


らっぷびとも負けていない!

らっぷびと氏

この日は吉氏の前座として(?)らっぷびと氏も、IKZO CHANNEL 441.93に含まれる曲「富嶽四十四景〜俺はこんな世界いやだ〜」を熱唱した

らっぷびと氏

ちなみに会場にはIKZOブームを知る若者に混じって、熱心な吉さんファンの女性たちも駆けつけていた

 ニコニコ動画のいちユーザーが投稿したマッシュアップ作品から始まり、ついには本人まで「ご光臨」を願うことになったこのIKZOブーム。次はどんな「ひょうたんから出た駒」でわれわれユーザーを驚かせてくれるのか、ニコニコ動画の「野生のプロ」とドワンゴのコラボに大いに期待したい。


前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン