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これはNetbookのひとつの完成形だ!

Eee PC S101に心底惚れたワケ

2008年11月20日 09時00分更新

文● 小浜雅胤/トレンド編集部

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キーボードの打ちやすさに惚れた!


左からMacBook Air、Eee PC S101、MURAMASA。さすがに高級機レベルの薄さには敵わないが、それでも相当薄型であることは間違いない

 Eee PC S101より薄いノートや軽いノートは存在するが、多くは20万円オーバーの高級機だったり、キーボードが小さすぎて使いづらかったりする。Eee PC S101は、6万9800円と低価格なうえに、キーボードやディスプレーが実用的なサイズというバランスがすばらしいのだ。

 液晶ディスプレーは従来の8.9型ワイドから10.2型ワイドへ大型化し文字が見やすくなった。解像度が1024×600ドットのままなのは少し残念だが、筐体の大型化にともない、キーピッチが15.5mmから17.5mmと普通のノートパソコン並になった点が何よりもデカイ。Eee PC 901-Xや900-Xの最大の弱点、キーの打ちづらさが完全に改善されている。

キー配列は標準的でクセがない

キー配列は標準的でクセがない。Eee PC 901-Xでは半角/全角の位置がESCキーの右隣にあったのが気になったが、今回は標準の位置に改善されている

キーピッチは余裕の17.5mm

キーピッチは余裕の17.5mm

 普段A4ノートを使用している筆者にとっては、Eee PC 901-Xのキーピッチではミスタイプを連発してしまった。しかし、Eee PC S101ではまったく問題なく打てる。実はこの原稿もEee PC S101で書いているのだが、キーピッチはもちろん、打ち心地もしっかりと安定しているので、普段通りの早さでタイピングできている。

 トラックパッドの使い勝手もいい。Eee PC 901-Xでは縦方向の指の滑りがかなり悪く、マウスなしでは厳しいという印象だったが、Eee PC S101ではこの点が改善されている。マルチタッチにも対応しており、スクロールやズームイン・ズームアウトもカンタンだ。

 ボタンが相変わらず硬めなのはやや残念だが、Netbookとしてはキーボードもトラックパッドもトップクラスに使いやすい。

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