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さすがにそろそろ作らなきゃね~、と思ったアナタのかけこみ寺

筆まめvs筆王ZERO! 年賀状ソフト対決2009

2008年12月01日 15時00分更新

文● 年賀状よりお年玉がほしい盛田/トレンド編集部

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タテになっているのが筆王ZERO、ヨコになっているのが筆まめ。どちらがお好み?

お気に入りの写真が入った年賀状を作りやすいのは?

筆まめ: 手書きにハンコで加工が楽しい! レイアウトも◎でかなりオススメ

 こちらの強みは「加工」。取り込んだ写真を簡単にレタッチできるのはもちろん、オリジナルのハンコ画像を作れたり、マウス操作で筆文字調の手書きコメントを入れられたりと、手作り感にあふれた暖かい年賀状を作れる機能が満載だ。(ちなみに筆王ZEROにも「筆王はんこメーカー」という機能があるが、手彫り風のハンコは作成できない)

 個人的にうれしかったのは、「ポストカード年賀状」テンプレートに、写真の全面配置用テンプレートが揃っていたこと。写真入り年賀状と言ったら、紙面の四分の三程度が写真、あとは空白部分に「差出人+コメント」を入れるのが定番だ。

 写真デコレーションの額縁にキャラクターを使ったり、有名デザイナーを起用するなど、もうちょっと色気が欲しかったかな~と言うのが唯一の不満点。ウェブサイト「筆まめOnline」や「フォト蔵」にアップされている画像を使えるので、そこから探すのもいいだろう。

「デジカメデザイナー」モードを使用。フォルダやカメラ、スキャナーなどから写真を指定してテンプレートを選択

写真をレタッチ(補正)し、筆書き調の手書き文字などを追加。これがけっこう楽しかったりする

オリジナルのハンコをアレンジして配置。差出人の情報を追加して作成完了~!


筆王ZERO: 簡単レイアウトは初心者でも◎ 全面写真が分かりづらいのは△

 こちらの強みはやっぱり「簡単さ」。パソコン初心者でもポンポンとステップに従えば作れてしまうのがうれしい。それにプリセットのテンプレートも「干支キューピー」や「武田双雲の書画」など、オリジナル素材が多くて選ぶのが楽しい。

 ただし、こちらはドーンと写真が入った年賀状を作るのがちょっと面倒くさい……。デザインを白紙から作成し、素材を1つずつレイアウトする必要がある。せっかくの売りである、書画アーティスト・武田双雲氏の透明画像などもちょっと探しづらいペインに入っていたりする。

 とはいえ、その苦労を裏返せば「作りがいがある」ということ。かわいいテンプレートを使うにせよ、自分なりのアレンジを加えるにせよ、自由に完成させたときの達成感はやっぱりうれしいものなのだ。

パソコンやカメラ、スキャナーなどから画像ファイルを指定し、「筆王素材パレット」からフレームを選択

写真の大きさや画質などをレタッチすれば完成! か、かわいいじゃないですか編集長!(キューピーが)

全面にレイアウトしたいときは「白紙から作成」。写真を挿入し、素材パレットから背景が透けた筆文字などを配置

 (次のページ: しっかりしたイラストや書体の年賀状が作りやすいのは?)

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