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Centrino 2プレミアムモバイル王者決定戦2008 第1回

本気で使えるモバイルノートはこれだ――持ち歩き編

2008年12月23日 11時00分更新

文● 石井英男&トレンド編集部

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電池は長持ちしても重かったらヤだよ~! サイズと重量で対決です

 次は本体サイズと重量。4機種を画面サイズ順に並べると、12.1型ワイドの「ThinkPad X200」と「dynabook SS RX2/T9G」、13.1型ワイドの「VAIO type Z」、14.1型ワイドの「Let'snote F8」の順になる。最も本体サイズが小さいのは、最薄部19.5mm(最厚部でも25.5mm)というスリムボディーを実現したdynabook SS RX2/T9Gだった。

週刊アスキー(A4サイズ)と並べてみた。左からLet'snote F8、VAIO type Z、ThinkPad X200、dynabook SS RX2の順

 ディスプレーサイズが違うと、精細に表示できる情報量も異なってくる。たとえばLet'snote F8は、ThinkPad X200やdynabook SS RX2/T9Gの約1.27倍の情報量をディスプレーに表示できることになる。ExcelとPowerPointを相互に参照しながらプレゼン資料を作成するなど、ビジネス用途には画面の広いLet'snote F8が有利と言えるだろう。

 ただし、Let'snote F8はフットプリントが大きいため、持ち運ぶために大きめのカバンが必要になる。dynabook SS RX2/T9Gなら小さめのカバンにも収まるのが魅力だ。

 重量を軽い順に並べると、dynabook SS RX2/T9Gの858g(3セルバッテリー装着時、6セルバッテリー装着時は978g)、ThinkPad X200の1350g、VAIO type Zの1450g、Let'snote F8の1630gという順番だ。

 重量についてもdynabook SS RX2/T9Gが群を抜いて軽い。同モデルは、今回取り上げた4機種の中で唯一SSDを採用しているために軽量化に関してはかなり有利だ。(ちなみに同モデルのHDD搭載時重量は、6セルバッテリー装着時で1090g)

 また、ACアダプター込みの重量を実測したところ、dynabook SS RX2/T9G(6セルバッテリー装着時)が1221g、ThinkPad X200が1699g、VAIO type Zが1804g、Let'snote F8が1969gとなった。

dynabook SS RX2+電源ケーブル。1221g

ThinkPad X200+電源ケーブル。1699g

VAIO type Z+電源ケーブル。1804g

Let'snote F8+電源ケーブル。1969g

 実際に持ってみての感想だが、dynabook SS RX2/T9Gは本当にびっくりするくらい、軽い。特に3セルバッテリー装着時は、中身の入っていないモックアップを持ったのかと錯覚するほどだ。それに対してThinkPad X200はややズッシリとした重みを感じる。サイズの割に重量が大きいからだろう。

 VAIO type Zは1.5kg近く、女性が持つとちょっと重めに感じるかもしれない。Let'snote F8は、絶対的な重量としては軽くないが、ハンドルが持ちやすい分だけ軽く感じる。カバンなどに入れて長時間持ち歩くにはちょっと厳しい重さだ。

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