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黒光りがニクい! Bluetoothスピーカー「Pure-Fi Mobile」

2008年11月13日 18時54分更新

文● 大塚康一

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3接続の聴き比べはアナログに軍配


 スピーカーの命は音。そこでBluetooth、USB、アナログの各音質について検証した。

 まず、MacとBluetoothで接続して音楽を再生してみたが、音量は十分で、音の途切れも少なく実用的。ただし、伝送形式とワイヤレス特有の暗ノイズのためか、やや押し出しと透明感に欠ける。再生開始時に同期するためのポップノイズも気になった。

 USBでは若干低音が不足気味だが、より切れ味のいいクリアーな音だ。また、予想以上によかったのが、アナログ接続時の音質。同種の製品にありがちなひずみがなく、滑らかで素直なサウンドを聴かせてくれる。音響レベルを最適化する「Stereo XL」スイッチをオンにすれば、さらに音が空間に心地よく広がる。

電池

内蔵電池はUSBか付属のAC電源を兼ねたACアダプターで充電する。連続再生時間は最大12時間と長く、USBで接続すれば電池切れの心配もない

【Conclusion】
○  USB接続時はバスパワーで充電するため、モバイルとしてだけでなく、Mac用の据え置きスピーカーとしても使える。
×  iPhone側の規格にも問題があるとはいえ、iPhoneに収録した曲をBluetoothでワイヤレス再生できないのは残念。

筆者紹介─大塚康一


大塚康一

 生まれも育ちも湘南・藤沢。幼少よりバイオリンの英才教育を受け、16歳でギターに転向。スタジオ&ステージギタリストや音楽教室講師を経て、音楽/楽器/オーディオビジュアル/パソコン(特にMac)に関するマルチライターとして活躍中。各分野で手掛けた雑誌・書籍は数多く、内外著名アーティストへのインタビューにも定評がある。近々集大成とも言うべき情報サイトを立ち上げる予定。趣味は中国拳法(龍星館黒帯)とテニス。



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