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スピードも正確さも格段にアップ! 日本語入力「MS-IME」の強化書 第1回

言語バーを理解して使いこなす

2008年11月13日 00時04分更新

文● 小野 均

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多くの人が意外と知らずにお世話になっているMS-IME。なのに、「文節の区切りがひどすぎる!」と文句を言われてばかり。でも、それは使っている人がIMEの本当のすごさを知らないだけかもしれません。本特集ではそのIMEを表舞台に引っ張り出し、言葉の入力をよりスムーズにする方法を紹介します。

MS-IME

 文書やメールの作成、データ入力など、日本語入力はパソコンを活用するうえで、日常的にもっとも頻繁に利用する機能だ。それだけに、快適な入力操作をマスターしさえすれば、作業効率を大幅に向上させることができる。

 そこで本特集では、より速く、より正確な日本語入力を行うための必須技を解説する。具体的な技は第2回以降で解説するので、その前にまず、IMEの基本を理解しておこう。IMEは文字入力に欠かせないソフトウェアだが、いくつかの種類がある。

XPの場合はMS Officeで導入できるIMEが高性能

 まず、Windowsに標準で搭載されるのが「MS-IME」。また、MS Officeをインストールすると「Office IME」(OfficeのバージョンによってIMEのバージョンも異なる)が組み込まれる。Windows標準のMS-IMEよりも、Office IMEの方が多機能で、変換効率もいい。変換効率というのは、かなを入力して漢字変換するとき、どれだけ正確に変換できるかを表す。

 そこで本特集ではもっとも利用ユーザーが多いと思われる、MS Office 2003に付属する「Office IME 2003」を例に解説する。ただし、ほとんどはその他のIMEでも活用できる技なので、積極的に活用していただきたい。

ATOK2008

WindowsやMS Officeに付属するMS-IME以外にも、市販のIMEも存在している。画面はATOK2008

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