余り気味なワイドスクリーン幅を生かして快適ブラウジング
最近のノートパソコンはみなワイドディスプレーだ。Netbookの多くは縦解像度が不足気味だが、横解像度は十分だ。これを利用して、サイドバーで快適にブラウジングできる方法を検討してみよう。
サイドバーと言えば、まずはOperaのパネル機能を紹介したい。Operaではサイドバーのことをパネルと呼んでおり、ユーザーが好きなウェブページをパネルに追加することができる。
追加されたページをサイドバー用にスモールスクリーン表示すれば、3ペイン表示の完成だ。たとえば、ウェブサービス型のRSSリーダーやブックマークなどをパネルに取り込んでおけば、見たい記事をどんどんクリックしてウェブ巡回できる。
Firefoxのサイドバーに機能を追加するアドオンは数知れない(メニューの「ツール」→「アドオン」から入手できる)。代表的なところはRSSリーダーの「Sage-Too」、ニコニコ動画やYouTubeをダウンロードできる「Video DownloadHelper」、プラグインの管理やダウンロードなどをすべてサイドバーに表示する「All-In-one sidebar」などだ。
中でもちょっとオススメなのが「tab sidebar」。上に表示されているタブをすべてサイドバーに表示させることができるので、若干狭い縦幅を広げることができる。これが意外に快適なので、是非お試しあれ。
Lunascapeもプラグインという形でたくさんのサイドバーが用意されている。たとえば、「ニコニコ動画」「YouTube」「mixi」「Hot Pepper」「Gmail+Yahoo!メール」など、日本人がよく使っているサービスをサイドバーから利用できる。だいたいのユーザーはこれらのプラグインでほぼ用が足せるのではないだろうか。
IEには「エクスローラバー」という名称のサイドバーがあるが、履歴やお気に入りといった、ほかのブラウザーでも搭載されているものが中心。SafariとGoogle Chromeにはサイドバーはない。
普通のデスクトップパソコンでは、サイドバーはごく当たり前のものだったから、それほどまじめに使ってこなかった人もいるかもしれない。
しかし、Netbookのようなハードの制限が多い環境だからこそ、サイドバーの利用価値がある。是非一度、試してみてほしい。
