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サイクルモード インターナショナル 2008 第1回

サイクルモード2008で見つけた刺激的な自転車アイテム

2008年11月10日 23時00分更新

文● 荻窪 圭

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まずはファッションショーから

 まあもちろん、毎年欠かさず訪れるような、ヘルメットを持参し(会場で自転車試乗ができるため)、サイクルウエアで登場するようなコアな自転車好きも多いけれども、自転車流行を反映したカジュアルな来場者もすごく多い。

 そんな人向けに、ステージでは2009年ウエアのファッションショーが開催されてるのだ。

イベントステージで行われていた各社のファッションショー。シマノ、パールイズミ、キャノンデールアパレルなど多くのブランドがコレクションを発表していた

スカートだけど、もちろんその下にはスパッツをはいている。最近、下にピチっとした短いウエアを着てその上にスカートを巻くという人を見かけるので、その流れかも

これは温かそうで反射板が光らなければ自転車専用って感じもしない。普通のアウトドアウエアとしていけそう

これはばりばりのサイクルジャージ。腕につけてるのは着脱が簡単なアームウォーマ-

 掲載するのは女の子の写真だけだが、ピチピチのサイクルウエアから街乗りもできそうなものまで、いろいろと登場しているのである。

 カジュアル系自転車でも、30分も乗れば汗をかくし、走ってると風が冷たいけど止まると汗が出るし、前屈みで乗るから背中は出やすいし、あまり大きなジャンパーだと風の抵抗が大きくなるし……。それなりに自転車に適した下着、上着じゃないとなかなか快適には走れないのだ。

 そういうとき、自転車を降りたあとも普通に街中を闊歩できるような、カジュアル系自転車服が重要なのである。

会場では、カジュアルモードコレクション2009も開催

 もちろん機能面での向上も。自転車ウエアの代表である「パールイズミ」から1枚。

パールイズミは寒さ別にウエアを紹介。これは「厳寒」の3℃用

 気温3度の真冬でもこれを着ていれば快適……、そんな寒いときに自転車に乗るのかよ……、乗るのである。雪が降ったり道路が凍結するような厳しい寒さじゃない限り、ちゃんとしたウエアさえ着ていれば、耳や手足をちゃんと保護してれば、意外と快適に走れるのだ。

 ちなみに、寒い日のためにこんなのもあります。

「Bar Mitts」。ミズタニ自転車のブースで発見したロードレーサー用のハンドウォーマーだ

 よく、ママチャリのハンドルの先にでっかい防寒袋みたいなのがついてるけど、それのロードレーサー版。これで、寒くはないぜっ!

(次のページへ続く)

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