情報共有プラットフォームのGoogleグループ
編集部では、各種情報の共有にGoogleグループを活用している。Googleグループは、ファイルのアップローダ付き電子掲示板システムだ。掲示板は「ディスカッション」、アップローダは「ファイル」と名付けられている。
これに加えてグループ専用のWebページを作成し、共有する「ページ」という機能を備えている。GUI形式の作成ツールが提供されているので、HTMLを記述する必要はない。ページの編集は参加者全員が行なえるようにも、一部のユーザーに限ることもできる。またバージョン管理は自動で行なわれるため、編集ミスでデータを失う心配はない。
テキスト情報や画像の共有ならばメールだけで行なうこともできるが、Webページを複数のユーザーで共有することで、メンバーの雑多な意見や情報を一覧できる点が有用だ。編集部では、共通で利用する図版データの要素リストの閲覧のページを利用しており、デザイナーが新しい要素を追加すれば、その情報はただちに共有される。
Googleグループはこのように部内で使う以外に、もっと広い範囲でメンバーを集めて利用することもできる。同様の機能を持ったサービスとして、インターネットの初期から使われていたネットニュースがあるが、Googleグループはネットニュースの読み書きもできる。
グーグルが提供するアプリケーションは、ユーザーの情報共有をサポートするものであり、一部の機能は互いに重複している。どれを選ぶか迷ったら、両方使ってみて使いやすいものを選べばよいだろう。
読者からご指摘があり、記事の内容を一部変更しました。
Googleマップはその使い方により、情報がインターネットに公開される問題が指摘されています。Googleからの注意は同社のブログを参照ください。
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